シイエヌエス(4076)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の8月2日からスタートします。シイエヌエスは、システムの開発・保守・運用をワンストップで提供するシステムエンジニアリングサービス事業を行っている企業です。

シイエヌエスは、フューチャーリンクネットワークとの同時上場ですが、どちらも規模が小さいので問題なさそうですね。

シイエヌエス

シイエヌエス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名シイエヌエス
コード4076(情報・通信業)
主幹事証券東海東京証券
幹事証券(委託含む)岩井コスモ証券
SBI証券
松井証券
水戸証券
東洋証券
岡三証券
岡三オンライン証券
楽天証券
上場日8月20日
仮条件決定日8月2日(1,700円~1,940円に決定)
ブックビルディング期間8月4日から8月11日
公開価格決定日8月12日(1,940円に決定)
申込期間8月13日から8月18日まで
公募320,000株
売出し200,000株
OA78,000株
吸収金額9.9億円
時価総額46.7億円
想定価格1,650円→公開価格:1,940円
初値価格3,010円

シイエヌエスIPOの事業内容

シイエヌエスはシステムエンジニアリングサービス事業として、システム基盤事業(オンプレ基盤事業、クラウド基盤事業)、業務システムインテグレーション事業、ビッグデータ分析事業、デジタル革新推進事業を展開しています。

シイエヌエスIPOの事業

システム基盤事業では、オンプレミス(自社運用)基盤事業とクラウド基盤事業の2つのサービスを提供しています。

業務システムインテグレーション事業では、業務システムの初期検討や開発から導入後運用まで全般をサポートしています。

ビッグデータ分析事業では、ユーザの契約情報、行動ログ、位置情報といったビッグデータを分析するモデルをつくり、分析を実施することで、顧客のビジネス課題を解決するサービスを提供しています。

デジタル革新推進事業では、このところ注目されているDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することを目的として、様々な技術ソリューションを提供しています。

シイエヌエスIPOの事業系統図

シイエヌエスIPOの事業系統図

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IPOによる手取金の使途

  1. 今後の成長事業と位置付けるクラウド基盤事業やビッグデータ分析事業の強化及び上場後の内部管理体制強化のための人材確保を目的とした人材採用費
  2. 新技術習得やプロジェクトマネジメント力のレベルアップ等のための継続的な人材育成を目的とした教育研修費
  3. 今後の事業領域拡大を目的として、新規ビジネスモデルの構築のための研究開発費や、アライアンス先との協業で必要とされる新技術習得のための資格取得費用
  4. 情報の一元化による業務の効率化を目的とした社内基幹システムへの資金

シイエヌエスIPOの業績

シイエヌエスIPOの業績

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シイエヌエスIPOの業績は概ね堅調に推移していて問題なさそうですね。

シイエヌエスのIPO評価

シイエヌエスは、フューチャーリンクネットワークとの同時上場ですが、AIメカテックから約3週間空けての新規上場で、規模(吸収金額9.9億円)が小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、それでも需給面で人気を集めると思います。

また、システムエンジニアリングサービス事業は地味ながらもIPOで根強い人気があるため、事業面でも関心を集めそうです。

よって、シイエヌエスのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。シイエヌエスIPOは、公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

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シイエヌエスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

シイエヌエスIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事の東海東京証券をはじめ、SBI証券松井証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。

シイエヌエスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
東海東京証券 (主幹事)BB参加
岩井コスモ証券BB参加
SBI証券BB参加
松井証券BB参加
水戸証券口座なし
東洋証券ネット口座での取扱いなし
岡三証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加

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