フューチャーリンクネットワークIPOのBBスタンスとIPO評価！地域活性化IPO

フューチャーリンクネットワーク（9241）IPOのBB（ブックビルディング）が、来月の8月2日から開始されます。

フューチャーリンクネットワークは地域情報サイト「まいぷれ」を運営している企業です。

フューチャーリンクネットワークはシイエヌエスとの同時上場ですが、どちらも小型なのであまり気にする必要はなさそうですね。

フューチャーリンクネットワーク（東証マザーズIPO）のIPO基本情報

銘柄名	フューチャーリンクネットワーク
コード	9241（サービス業）
主幹事証券	岡三証券
幹事証券（委託含む）	SBI証券 SMBC日興証券ちばぎん証券楽天証券エイチ・エス証券むさし証券東海東京証券極東証券東洋証券松井証券マネックス証券水戸証券岡三オンライン証券
上場日	8月20日
仮条件決定日	7月29日（2,230円～2,470円に決定）
ブックビルディング期間	8月2日から8月6日
公開価格決定日	8月10日（2,470円に決定）
申込期間	8月12日から8月17日まで
公募	80,000株
売出し	162,500株
OA	36,300株
吸収金額	6.2億円
時価総額	17.5億円
想定価格	2,230円→公開価格：2,470円
初値価格	4,315円

フューチャーリンクネットワークは、地域に点在する付加価値を流通させる地域情報プラットフォーム(地域情報流通基盤)である「まいぷれ」を運営しています。

フューチャーリンクネットワークは、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営を起点として、地域情報流通事業、公共ソリューション事業、マーケティング支援事業を展開しています。

フューチャーリンクネットワークIPOの事業系統図

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地域情報流通事業では、地域情報を継続的に収集し多様なメディアやチャネルに配信する技術とその運営体制により構築される地域情報流通基盤を、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」と名付けて運営しています。

主な事業収益は、「まいぷれ」への掲載及びプラットフォームへの参加利用料金としての月額課金(サブスクリプション)と、パートナー加盟料及びロイヤリティ収益（システム利用料及び「まいぷれ」掲載店舗の広告料の20％）となっています。

公共ソリューション事業では、主に地方自治体や国などを対象に、公共（Public）が抱える課題に対して、官民協働ポータル、ふるさと納税業務支援、地域共通ポイント（まいぷれポイント）など、官民協働によるソリューションを提供しています。

マーケティング支援事業では、特定の商圏や地域に直接情報を発信したい企業に、Webマーケティング支援、イベント企画、販促物作成などのマーケティングソリューションを提供しています。

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フューチャーリンクネットワークIPOの売上は概ね堅調に推移しており、業績もバラついているものの急伸していて好調そうですね。

フューチャーリンクネットワークはシイエヌエスとの同時上場になります。しかし、フューチャーリンクネットワークは8月のIPO第一弾で規模（吸収金額6.2億円）が小さく、VC（ベンチャーキャピタル）の保有株も見当たらないため、それでも需給面は良好だと思います。

また、地域活性化の支援事業はIPO的に地味ですが、地方創生という政策とマッチしたテーマ性があり、官民協働事業も手掛けていることから堅実性も感じられるため、事業面でもそれなりの評価を得られそうです。

よって、フューチャーリンクネットワークのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。フューチャーリンクネットワークIPOは、公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

フューチャーリンクネットワークIPOのBB（ブックビルディング）は、当然ながら全力で申し込むつもりです。

主幹事の岡三証券を中心に、同グループの岡三オンライン証券や100%平等抽選のマネックス証券など、幅広く申し込む予定です。