トリドリ(9337)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月2日からスタートします。トリドリはインフルエンサーマーケティングを行っています。
トリドリはIPOラッシュ真っ只中での新規上場になりますが、単独上場なのが救いですね。
トリドリ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | トリドリ |
コード | 9337(サービス業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 あかつき証券 |
上場日 | 12月19日 |
仮条件決定日 | 11月30日(1,450円~1,500円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月2日から12月8日 |
公開価格決定日 | 12月9日(1,500円に決定) |
申込期間 | 12月12日から12月15日まで |
公募 | 283,000株 |
売出し | 149,000株 |
OA | 64,800株 |
吸収金額 | 7.3億円 |
時価総額 | 45.5億円 |
想定価格 | 1,470円→公開価格:1,500円 |
初値価格 | 2,733円 |
トリドリIPOの事業内容
トリドリは、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「toridori base」(顧客企業側のアプリは「toridori marketing」、インフルエンサー側のアプリは「toridori base」として運営)を運営しています。
toridori baseでは、ユーザーが見ている画面に表示されやすい「質の良い(リアクションが良い ) 投稿」が可能なインフルエンサーに低価格でPR投稿を依頼できるため、「継続的に質の高い投稿を表示し続ける」SNS施策を実施することができます。
トリドリのインフルエンス・プラットフォーム事業は、これまでインフルエンサーの起用が難しかった中小企業及び個人事業主にも対応可能になっています。
また、インフルエンサーに対してはフォロワー10万人までのマイクロインフルエンサーからフォロワー100万人以上のメガインフルエンサーまで活躍の場を提供しています。
IPOによる手取金の使途
- toridori baseの開発、営業、カスタマーサポートに係る人件費
- toridori baseの広告宣伝費/販売促進費
トリドリIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
トリドリの売上は急激に伸びていますが、それに伴って赤字も拡大しているのは気掛かりですね。
トリドリのIPO評価
トリドリは単独上場で規模(吸収金額7.3億円)も小さいため、需給面で人気を集めそうです。
また、トリドリは時流にマッチしたインフルエンサーマーケティング事業を展開しているため、事業面でも注目されそうです。
ただ、トリドリの業績は赤字拡大中なのが懸念材料です。
よって、トリドリのIPO評価はBが妥当だと考えています。トリドリIPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
トリドリIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
トリドリIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に申し込む予定です。主幹事の大和証券はもちろんのこと、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
あかつき証券 | 口座なし |
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