オープンワーク(5139)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月1日から始まります。
オープンワークは国内最大級の社員クチコミ・年収データを有する転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を開発・運営しています。
オープンワークはIPOラッシュ中というだけでなく、Rebaseとフーディソンとの3社同時上場にもなるので、資金分散の影響が気掛かりですね。
オープンワーク(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | オープンワーク |
コード | 5139(情報・通信業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 マネックス証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 岡三証券 松井証券 丸三証券 LINE証券 岡三オンライン |
上場日 | 12月16日 |
仮条件決定日 | 11月29日(2,920円~3,150円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月1日から12月7日 |
公開価格決定日 | 12月8日(3,150円に決定) |
申込期間 | 12月9日から12月14日まで |
公募 | 500,000株 |
売出し | 626,900株 |
OA | 169,000株 |
吸収金額 | 37.8億円 |
時価総額 | 150億円 |
想定価格 | 2,920円→公開価格:3,150円 |
初値価格 | 3,500円 |
オープンワークIPOの事業内容
オープンワークは個人が投稿した社員クチコミを基盤とするワーキングデータプラットフォーム事業を展開しています。
主力サービスである「OpenWork」は、社員クチコミデータを基盤とした転職・就職のための会社情報サイトになっています。
OpenWorkには、会社に関する社員クチコミ、評価スコア、数値データが掲載されているため、様々な角度から会社の実態を知り、転職・就職等に役立てることができます。
また、「OpenWorkリクルーティング」は自社の働きがいを採用力に変えることができる企業向け採用支援サービスになっています。
求職者は「OpenWork」に掲載されている社員クチコミ、評価スコア、月間残業時間などの数値データを確認し、会社のことをよく理解したうえで求人に応募することができるシステムになっているため、求人企業と求職者の双方のミスマッチ低減や入社後定着率の向上を図ることができます。
さらに、オープンワークはその他事業として、社員クチコミデータを投資判断のためのオルタナティブデータとして提供するサービス「FIS(Financial Indicator Service)」を展開しています。
オープンワークIPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 当社の事業拡大のための人件費及び採用費
- サービスの認知向上と収益拡大のための広告宣伝費
オープンワークIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
オープンワークIPOの売上は堅調に推移しており、利益もコロナの影響でバラついてるものの回復してきている感じですね。
オープンワークのIPO評価
オープンワークは規模(吸収金額37.8億円)が同時上場する3社の中で一番大きく、親子上場(リンクアンドモチベーション(2170)の子会社)でもあるため、需給面に不安があります。
ただ、人材サービス関連はIPOで安定した人気があり、業績も堅調に推移しているため、事業面ではそれなりの評価を得られそうです。
よって、オープンワークのIPO評価はCが妥当だと考えています。オープンワークIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
オープンワークIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
オープンワークIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込みます。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
アイザワ証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB不参加 |
松井証券 | BB検討中 |
丸三証券 | 口座なし |
LINE証券 | BB検討中 |
岡三オンライン | BB検討中 |
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