AnyMind Group(5027)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の11月30日から開始されます。
AnyMind Group(エニーマインドグループ)はブランド企業向けのマーケティング支援や、パブリッシャーおよびクリエイター向けの収益化支援などを行っています。
AnyMind Groupはスマートドライブとの同時上場で、前日にも大型なスカイマークと大栄環境が同時上場するので、需給面に不安がありますね。
※上場中止になりました!
AnyMind Group(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 上場中止 |
コード | 5027(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 松井証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 岡三証券 auカブコム証券 岡三オンライン |
上場日 | 12月15日 |
仮条件決定日 | 11月29日(970円~1,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月30日から12月6日 |
公開価格決定日 | 12月7日(1,000円に決定) |
申込期間 | 12月8日から12月13日まで |
公募 | 885,300株 (国内:734,700株 海外:150,600株) |
売出し | 1,804,200株 (国内:1,497,300株 海外:306,900株) |
OA | 403,400株 |
吸収金額 | 30億円 (国内:25.6億円 海外:4.4億円) |
時価総額 | 552.8億円 |
想定価格 | 970円→公開価格:1,000円 |
初値価格 | 上場中止 |
AnyMind Group(5027)IPOの事業内容
AnyMind Groupはブランドコマース事業として、ブランドの設計・企画からEC構築や物流管理に至るまでを支援するプラットフォームを提供しています。
また、AnyMind Groupはパートナーグロース事業として、パブリッシャーとクリエイターのブランド成長と収益向上を支援するプラットフォームも提供しています。
AnyMind Groupの従業員数は1,200名(2022年9月時点)を超える水準まで急拡大しており、国別では日本が348名、タイが264名、ベトナムが189名、インドネシアが112名などで構成され、多国籍な体勢で事業展開しています。
AnyMind Groupはアジア13ヵ国・地域に19拠点を展開しており、2021年12月期の海外売上比率は約57%となっています。
IPOによる手取金の使途
- 事業拡大のための人件費
AnyMind Group(5027)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
AnyMind Groupの売上は順調に伸びていますが、利益はまだ赤字ですね。
AnyMind GroupのIPO評価
AnyMind Groupは今年(2022年)の3月30日に東証マザーズ市場へ新規上場する予定を中止していたので、仕切り直しての新規上場になります。
ちなみに、AnyMind Groupは前回新規上場しようとした時と比べて、公募株が3,868,100株→885,300株、売出株が3,678,400株→1,804,200株、OA株が1,131,900株→403,400株へと削減されており、想定価格も1,150円→970円へとダウンしているため、吸収金額も99.8億円→30億円と約1/3にダウンしています。
しかし、AnyMind GroupはIPOラッシュ中でのスマートドライブとの同時上場になるので、それでも資金分散の影響が気になります。
また、AnyMind Groupは業績が赤字で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が多いことでも警戒されそうです。
よって、AnyMind GroupのIPO評価はCが妥当だと考えています。AnyMind Groupは今のところ公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
AnyMind Group(5027)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
AnyMind Group(5027)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券は落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので必ず申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB検討中 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
松井証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB不参加 |
auカブコム証券 | BB検討中 |
岡三オンライン | BB検討中 |
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