東名(4439)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月18日から始まります。東名は4月のIPO第一弾で、規模もさほど大きくないため、需給面で注目されそうです。

また、東名はマザーズへの単独上場で、前後のIPOとも程良く間隔が空いているため、スケジュールにも恵まれていると思います。

東名

東名(東証マザーズ及び名証セントレックスIPO)のIPO情報

銘柄名東名
コード4439
主幹事証券東海東京証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
SBI証券
楽天証券
岡三証券
極東証券
いちよし証券
エース証券
岡三オンライン証券
上場日4月3日
仮条件決定日3月14日(3,130円~3,290円に決定)
ブックビルディング期間3月18日から3月25日まで
公開価格決定日3月26日(3,290円に決定)
申込期間3月27日から4月1日まで
公募300,000株
売出し50,000株
OA52,500株
吸収金額13.2億円
時価総額79億円
想定価格3,290円→公開価格:3,290円
初値価格4,205円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

東名IPOの事業内容

東名は、中小企業や個人事業主の様々な経営課題を解決するために、IT、オフィス、Web などの総合ソリューション事業を展開しています。

オフィス光119事業では、全国の中小企業や個人事業主に対し、光回線、プロバイダをはじめ、オフィスに関するサービスをワンストップで提供するオリジナルブランド「オフィス光119」を販売しています。

また、東名はNTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズなど、NTTグループの代理店として、光回線サービスを取り次ぐ業務も行っています。

オフィスソリューション事業では、ビジネスホン、UTM機器(ファイヤーウォールや迷惑ブロックサービスなど複数のセキュリティ機能を集約した機器)、ネットワーク対応型複合機などの情報通信機器販売、LED照明器具や電気を主な商材としたエコソリューション、企業のPR用ホームページを全国の中小企業にレンタルする「レン太君」の営業事業なども行っています。

ファイナンシャル・プランニング事業では、フランチャイズ加盟店「みつばち保険ファーム」による保険の取次業務を行っており、愛知・静岡に全7店舗を営業展開しています。

東名の事業系統図

(※画像クリックで拡大)

東名IPOの業績

東名の業績

(※画像クリックで拡大)

東名IPOの売上は順調に伸びていて、利益も黒字転換してからは堅調に推移しているようです。

東名のIPO評価

東名は、そこそこの規模(吸収金額13.2億円)ですが、4月一発目のIPOなので、それなりに注目されそうです。また、マザーズ市場への単独上場なので、需給面もまずまずだと思います。

さらに、総合ソリューション事業はインパクトに欠けますが堅実な印象で、業績も概ね堅調に推移していることから、一定の評価を得られそうです。

よって、東名のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。東名IPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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東名IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

東名IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。久しぶりに主幹事を務める東海東京証券はもちろんのこと、IPOにも力を入れ始めた楽天証券や、落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券などにも申し込む予定です。

CRGホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
東海東京証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
岡三証券BB参加
極東証券口座なし
いちよし証券BB参加
エース証券口座なし
岡三オンライン証券BB参加

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