ユーピーアール(7065)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の5月27日からスタートします。
ユーピーアールは、IPOで不人気の東証2部への新規上場ですが、物流とIoTの融合というテーマ性で注目されているようです。
また、ユーピーアールは前後のIPOと約1週間程度空いているのもプラスに働きそうですね。
ユーピーアール(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ユーピーアール |
コード | 7065 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 東海東京証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 SBI証券 ひろぎん証券 松井証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 6月12日 |
仮条件決定日 | 5月23日(3,130円~3,300円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月27日から5月31日まで |
公開価格決定日 | 6月3日(3,300円に決定) |
申込期間 | 6月4日から6月7日まで |
公募 | 384,000株 |
売出し | 76,400株 |
OA | 69,000株 |
吸収金額 | 16.6億円 |
時価総額 | 48億円 |
想定価格 | 3,130円→公開価格:3,300円 |
初値価格 | 4,000円 |
ユーピーアールIPOの事業内容
ユーピーアールは、「パレットを通じ人々の生活を便利にすること」を基本理念に掲げながら、パレットを中心とした物流機器のレンタル業をコア事業として展開しています。
主なパレット
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物流事業では、パレットなど物流機器のレンタル及び販売、アクティブタグを搭載しクラウド上でパレットの管理を可能とするスマートパレットのレンタル、現場でのあらゆる作業に従事する作業者の腰・身体的負担を軽減するアシストスーツのレンタル及び販売を行っています。
コネクティッド事業では、位置情報端末とデータ閲覧のwebサイトをパッケージにした「なんつい」や「ワールドキーパー」を主力商品に据え、物流業界を中心に位置情報ソリューションを提供しており、物流業界向けの総合的なIoTソリューション(物流IoT)を展開しています。
また、ユーピーアールはカーシェアリングシステムのレンタル及び販売、カーシェアリング自主運営、カーシェアリング運営受託等のカーシェアリングサービスも提供しています。
ユーピーアールIPOの事業系統図
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ユーピーアールIPOの業績
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ユーピーアールIPOの業績は、概ね堅調に推移しているので、特に問題なさそうです。
ユーピーアールのIPO評価
ユーピーアールは、IPOで人気になりにくい東証2部への新規上場ですが、日程に恵まれていて、規模(吸収金額16.6億円)もさほど大きくないため、需給面はまずまずだと思います。
また、ユーピーアールは「アシストスーツ」や最新鋭のRFIDシステム「スマートパレット」を用いて、物流とIoTの融合「Logistics4.0」を目指してる点でも関心を集めそうです。
よって、ユーピーアールのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ユーピーアールIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
ユーピーアールIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ユーピーアールIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込むつもりです。主幹事の野村證券はもちろんのこと、IPO幹事常連のSMBC日興証券や、IPOに力を入れつつある松井証券にも期待しています。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
東海東京証券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
ひろぎん証券 | 口座なし |
松井証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | BB参加 |
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