早稲田学習研究会(5869)IPOのBB(ブックビルディング)が、最短で来週の12月6日から始まります。

早稲田学習研究会は埼玉・群馬・栃木エリア最大級の学習塾「W早稲田ゼミ」を運営しています。

早稲田学習研究会はIPOラッシュ終盤でのヒューマンテクノロジーズとの同時上場になるので、買い疲れや資金分散の影響が気になりますね。。

早稲田学習研究会IPOのBBスタンスとIPO評価

早稲田学習研究会(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名早稲田学習研究会
コード5869(サービス業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)SMBC日興証券
岩井コスモ証券
大和証券
極東証券
SBI証券
楽天証券
岡三証券
松井証券
岡三オンライン
上場日12月22日
仮条件決定日12月4日(910円~970円に決定)
ブックビルディング期間12月6日から12月12日
公開価格決定日12月13日(970円に決定)
申込期間12月14日から12月19日まで
公募150,000株
売出し3,260,600株
OA511,500株
吸収金額35.7億円
時価総額92.9億円
想定価格910円→公開価格:970円
初値価格1,118円

SMBC日興証券 オンライントレード

早稲田学習研究会IPOの事業内容

早稲田学習研究会はゼミ・ハイ・ファースト個別の3部門に分けて学習塾の運営を行っています。

ゼミ部門では、小学生・中学生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミ」を運営しており、小学生には学力向上指導、中学生には高校受験対策を行っています。

ハイ部門では、高校生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミハイスクール」を運営しており、高校生を対象に大学受験対策を行っています。

ファースト個別部門では、小学生・中学生・高校生対象の個別指導塾「ファースト個別」を運営しており、小中高校生を対象に優秀な教師による1:1の質の高い個別指導を行っています。

早稲田学習研究会の売上構成比

早稲田学習研究会では、「生徒第一主義」を社員の行動規範の中心と位置づけており、その実現のためには優秀な教師による高品質な指導が不可欠なため、充実した人材育成によって質の高い教師を確保しています。

また、早稲田学習研究会のゼミ部門における教材は、「目の前の生徒の成績を上げる」ことに注力し、「県別、単元別、学校別、レベル別、時期別」等で細分化し、学習の優先順位が高い項目のみに絞り込んで記載することで、効率よく学べるよう作成しています。

早稲田学習研究会IPOの事業系統図

早稲田学習研究会の事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. W早稲田ゼミの2025年3月期開校予定の坂戸鶴ヶ島校、東松山校及び鹿沼校の新規出店に係る土地・建物の取得や内装工事等の資金の一部として充当

早稲田学習研究会IPOの業績

早稲田学習研究会の業績

(※画像クリックで拡大)

早稲田学習研究会IPOの業績は横ばいですが、概ね堅調に推移しているようです。

早稲田学習研究会IPOの初値予想

早稲田学習研究会IPOの初値予想は、仮条件決定後(12月4日以降)に追記させていただきます。

970円 (想定価格比:+60円)

早稲田学習研究会のIPO評価

早稲田学習研究会はIPOラッシュ終盤での新規上場というだけでなく、ヒューマンテクノロジーズとの同時上場で規模(吸収金額35.7億円)も大きいため、買い疲れや資金分散の影響を受けると思います。

また、売出株が多いのも不安材料ですが、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらないのはプラス要素です。

業績は堅調に推移していますが、学習塾の運営は目新しさに欠けるため、事業面で人気を集めるのも難しいと思います。

しかし、年間配当性向50%以上を目安に、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としている点は好材料です。

早稲田学習研究会の配当性向(画像引用:早稲田学習研究会の目論見書)

よって、早稲田学習研究会のIPO評価はDが妥当だと考えています。早稲田学習研究会IPOの初値は公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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早稲田学習研究会IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

早稲田学習研究会IPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。

早稲田学習研究会IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB検討中
SMBC日興証券BB検討中
岩井コスモ証券BB検討中
大和証券BB検討中
極東証券口座なし
SBI証券BB参加
楽天証券BB検討中
岡三証券BB不参加
松井証券BB検討中
岡三オンラインBB検討中


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