ヒューマンテクノロジーズ(5621)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の12月6日から始まります。

ヒューマンテクノロジーズはクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」の開発・販売を中心に事業を提供しています。

ヒューマンテクノロジーズはIPOラッシュ終盤での早稲田学習研究会との同時上場なので、買い疲れや資金分散の影響が気になりますね。

ヒューマンテクノロジーズIPOのBBスタンスとIPO評価

ヒューマンテクノロジーズ(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名ヒューマンテクノロジーズ
コード5621(情報・通信業)
主幹事証券みずほ証券
大和証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
楽天証券
DMM.com証券
上場日12月22日
仮条件決定日12月4日(940円~1,020円に決定)
ブックビルディング期間12月6日から12月12日
公開価格決定日12月13日(1,224円に決定)
申込期間12月14日から12月19日まで
公募1,000,000株
売出し2,288,000株
(国内:1,759,100株
海外:528,900株)
OA493,200株
吸収金額35.5億円
(国内:30.6億円
海外:4.9億円)
時価総額85.5億円
想定価格940円→公開価格:1,224円
初値価格1,194円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

ヒューマンテクノロジーズIPOの事業内容

ヒューマンテクノロジーズは勤怠管理以外にも人事管理、給与計算、データ分析などを有するクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」を1ユーザー月額300円で提供しています。

KING OF TIME

KING OF TIMEでは、無償で利用できるPCでの打刻をはじめ、顔認証や指紋認証などの生体認証やICカードなど、様々な働き方に合わせた打刻方法を選ぶことができます。

また、KING OF TIMEは休暇管理、各種申請承認、給与連携など、自社の就業規則に沿った勤怠管理を、豊富な機能で簡単・便利に管理することができます。

さらに、KING OF TIMEは勤怠管理と親和性の高いサービスを中心に、市場で評価を得ているサービスや、同時利用で相乗効果が期待できるサービスと連携することで利便性を高めています。

KING OF TIMEの外部連携サービス

KING OF TIMEの外部連携サービス

KING OF TIMEは市場シェアNo.1で規模・業種・業態問わず様々な企業に選ばれており、導入企業数は52,000社、利用者数は3,070,000人に達しています。

KING OF TIMEの利用者数推移

ヒューマンテクノロジーズはクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」を軸に、ヒトに紐づく様々なデータを利活用しながら高付加価値サービスを提供しています。

付加価値サービス

IPOによる手取金の使途

  1. 課金機会の拡大を目的として「電子契約サービス」のシステム開発(ソフトウエアとして資産計上する予定の設備投資)
  2. 販売店を活用した新たなECビジネスの拡大を目的として「サブスクリプションマネジメントプラットフォーム(通称SMP」のシステム開発
  3. 課金方法の変更を控え当社の主要な提供サービスである「KING OF TIME」の機能強化の一環として「給与計算」のシステム開発
  4. 顧客基盤拡大のため、Webマーケティング(リスティング広告、SNS広告、Webメディアへの掲載等)及び主要な販売店・OEM向けの販売促進キャンペーンのための販売促進費
  5. KING OF TIMEシリーズの認知度向上のため、テレビCM等のマスメディアを活用したマーケティング費用
  6. 海外市場開拓の足掛かりとなる当社タイ子会社(Human Technologies (Thailand) Co., Ltd.)へ主に「KING OF TIME」のローカライズ開発のための投融資資金

ヒューマンテクノロジーズIPOの事業内容

ヒューマンテクノロジーズの業績

(※画像クリックで拡大)

ヒューマンテクノロジーズIPOの売上は右肩上がりですが、利益はやや減益傾向ですね。

ヒューマンテクノロジーズのIPO評価

ヒューマンテクノロジーズはIPOラッシュ終盤での新規上場というだけでなく、早稲田学習研究会との同時上場で規模(吸収金額35.5億円)も大きいため、買い疲れや資金分散の影響を受けると思います。

ただ、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているので、海外への配分比率によって状況が変わる可能性はあります。

また、ヒューマンテクノロジーズは手ごろな価格になっていて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらないのも好材料です。

さらに、ヒューマンテクノロジーズはIPOで根強い人気があるクラウド関連事業を展開していることでも関心を集めそうです。

よって、ヒューマンテクノロジーズのIPO評価はCが妥当だと考えています。ヒューマンテクノロジーズIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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ヒューマンテクノロジーズIPOの初値予想

ヒューマンテクノロジーズIPOの初値予想は、仮条件決定後(12月4日以降)に追記させていただきます。

1,200円 (想定価格比:+260円)

ヒューマンテクノロジーズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ヒューマンテクノロジーズIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ参加するつもりです。主幹事のみずほ証券をはじめ、全ての幹事証券に申し込む予定です。

ヒューマンテクノロジーズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
大和証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加


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