早稲田学習研究会(5869)IPOとヒューマンテクノロジーズ(5621)IPOは、本日(12月22日)東証スタンダード市場とグロース市場へそれぞれ新規上場しました。

IPOの地合いが悪いなか、早稲田学習研究会IPOは予想を上回る初値を付けましたが、公開価格が仮条件の上限を突破していたヒューマンテクノロジーズIPOの初値は公開価格を割れてしまいました。

早稲田学習研究会IPO上場初日の株価チャート(12月22日)

早稲田学習研究会IPOの株価チャート

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早稲田学習研究会IPOは買い気配で始まり、公開価格(970円)を約15%上回る1,118円で初値形成しました。その後は、右肩下がりで値を下げていましたが、大引け間際に急騰し、初値を上回る1,156円で取引きを終えています。

早稲田学習研究会IPOは全体的に地味ながらも配当利回りの良さで人気を集めたようです。ただ、IPOなのに事業の新規性や将来性ではなく、配当利回りの良い銘柄が人気になるなんて、地合いの悪さを物語っている気がします。

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早稲田学習研究会IPO幹事のSMBC日興証券


ヒューマンテクノロジーズIPO上場初日の株価チャート(12月22日)

ヒューマンテクノロジーズIPO上場初日の株価チャート

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ヒューマンテクノロジーズIPOは公開価格(1,224円)を2.5%下回る1,194円で初値形成後、すぐに急騰しながら公開価格を上回る1,278円の高値を付けました。

その後は乱高下しながらも公開価格を上回る1,240円で取引きを終えています。初値は公開価格を割れてしまいましたが、その後は公開価格を上回る場面も多々あったので、最悪の事態は免れました。

ただ、公開価格が仮条件の上限(1,020円)で決まっていれば、公募組もしっかりと利益を得られただけに、IPOの新ルールが恨めしいです。

早くルールを見直してほしいところですが、当局としては公募組の利益を削ってでも、少しでも高く売ることが狙いなので、今のところ狙い通りとほくそ笑んでいるかもしれませんね。


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