ウイングアーク1st(4432)IPOのBB(ブックビルディング)が、週明けの3月9日からスタートします。
※上場中止になりました。
ウイングアーク1stは、昨年(2019年)の3月13日に新規上場するはずが上場中止になっていた銘柄なので、覚えている方も多いと思います。
また、ウイングアーク1stはIPOで不人気な再上場案件なので、今の地合いだと普段以上に警戒されそうですね。
ウイングアーク1st(東証1部又は2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ウイングアーク1st |
コード | 4432(情報・通信業) |
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 メリルリンチ日本証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 |
上場日 | |
仮条件決定日 | 3月10日又は11日 |
ブックビルディング期間 | 3月10日又は11日から3月13日まで |
公開価格決定日 | 3月16日 |
申込期間 | 3月17日から3月23日まで |
公募 | 0株 |
売出し | 15,517,100株 (国内:8,783,300株 海外:6,733,800株) |
OA | 1,317,400株 |
吸収金額 | 281.1億円 |
時価総額 | 521億円 |
想定価格 | 1,670円 |
初値価格 | 上場中止 |
ウイングアーク1st(4432)の事業内容
ウイングアーク1stは、様々なビッグデータを活用したデータエンパワーメント事業として、帳票・文書管理ソリューションとデータエンパワーメントソリューションを展開しています。
帳票・文書管理ソリューションでは、主力の帳票基盤ソリューション「SVF」をはじめ、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」と文章データ活用ソリューション「SPA」を提供しています。
データエンパワーメントソリューションでは、集計・分析プラットフォーム「Dr.Sum」、情報活用ダッシュボード「MotionBoard」、リテール業界向け情報活用ソリューション「SmartRetailing」を提供しています。
ウイングアーク1st(4432)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ウイングアーク1st(4432)IPOの業績は好調に推移しているようです。
ウイングアーク1stのIPO評価
ウイングアーク1stは、前身である「1stホールディングス株式会社」が2013年に東証2部から上場廃止しているため、IPOで不人気な再上場案件になります。しかも、昨年に一旦上場を中止しているため、印象はあまり良くありません。
また、ウイングアーク1stは前回(吸収金額451.1億円(国内:293.2億円))よりも規模(吸収金額281.1億円(国内:168.7億円))がコンパクトになっているとはいえ、大型なことに変わりはなく、売出株のみでVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多いため、イグジット案件として敬遠されそうです。
よって、ウイングアーク1stのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ウイングアーク1stのIPO初値は、公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
ウイングアーク1st(4432)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ウイングアーク1st(4432)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送る予定です。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB不参加 |
メリルリンチ日本証券 (主幹事) | 口座なし |
みずほ証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
大和証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB不参加 |
auカブコム証券 | BB不参加 |
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