ALiNKインターネット(7077)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週末の11月22日からスタートします。ALiNKインターネットは、大型IPOが目立つ12月において、規模の小ささで注目されているようです。
また、ALiNKインターネットはSOSiLA物流リート投資法人とテクノフレックスとの3社同時上場ですが、その中でも一番規模が小さいので、資金分散の影響も比較的小さそうですね。
ALiNKインターネット(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ALiNKインターネット |
コード | 7077 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 岡三証券 エース証券 カブドットコム証券 岡三オンライン証券 DMM.com証券 |
上場日 | 12月10日 |
仮条件決定日 | 11月20日(1,560円~1,700円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月22日から11月28日まで |
公開価格決定日 | 11月29日(1,700円に決定) |
申込期間 | 12月2日から12月5日まで |
公募 | 150,000株 |
売出し | 355,200株 |
OA | 75,700株 |
吸収金額 | 8.5億円 |
時価総額 | 30.9億円 |
想定価格 | 1,470円→公開価格:1,700円 |
初値価格 | 4,020円 |
ALiNKインターネットIPOの事業内容
ALiNKインターネットは、一般財団法人日本気象協会と共同で天気予報専門メディア「tenki.jp」と、「tenki.jp 登山天気」を運営しています。
tenki.jpでは、生活にかかせない天気予報と気象予報士が日替わりで季節の話題を提供する等のコンテンツに加え、観測データ、地震・津波等の防災情報の提供を行い、気象情報を多種多様な形態で提供しています。
また、tenki.jpはPCのWebページとスマートフォンアプリを合わせて年間約40億PV(2019年2月期実績)、Twitterのフォロワー数も約280万人(2019年2月末時点)に達しています。
tenki.jp 登山天気では、登山準備に使用できる指数情報や山々の山頂・登山口・ふもと別の天気、雨雲の動き・雷危険度・台風情報等のリアルタイム情報をチェックすることができます。
ALiNKインターネットの収益は、運営メディアであるtenki.jpに掲載されるアドネットワークを駆使した運用型広告の収入と、枠売りやタイアップ広告等の純広告の収入が大半を占めており、2019年2月期の実績では運用型広告の収入が全体の90%以上を占めています。
ALiNKインターネットIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
ALiNKインターネットIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ALiNKインターネットIPOの売上は右肩上がりで伸びており、利益もややバラついているものの堅調に推移しているので、概ね好調そうですね。
ALiNKインターネットのIPO評価
ALiNKインターネットは、SOSiLA物流リート投資法人とテクノフレックスとの3社同時上場になりますが、マザーズの小型(吸収金額8.5億円)なネット関連IPOなので、それでも需給面で人気を集めそうです。
また、近年になって異常気象が頻発しているため、天気予報への関心度が高まっていることも追い風になりそうです。
よって、ALiNKインターネットのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。ALiNKインターネットIPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
ALiNKインターネットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ALiNKインターネットIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。
主幹事の野村證券をはじめ、SMBC日興証券や岡三オンライン証券
などの平幹事や委託幹事ももれなく申し込んで、少しでも当選確率をアップさせたいと思います。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
カブドットコム証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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