property technologies(5227)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の11月25日から始まります。
property technologies(プロパティ・テクノロジーズ)は、AI査定搭載プラットフォーム「KAITRY(カイトリー)」を通じてマンション・住宅の買取・販売を行っています。
property technologiesは、直近のサイフューズから約2週間空けての新規上場になるので、日程には恵まれていますね。
property technologies(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | property technologies |
コード | 5527(不動産業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 ひろぎん証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 12月13日 |
仮条件決定日 | 11月22日(2,890円~2,950円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月25日から12月1日 |
公開価格決定日 | 12月2日(2,950円に決定) |
申込期間 | 12月5日から12月8日まで |
公募 | 360,000株 |
売出し | 385,000株 |
OA | 111,700株 |
吸収金額 | 25億円 |
時価総額 | 119億円 |
想定価格 | 2,920円→公開価格:2,950円 |
初値価格 | 3,980円 |
property technologies(5227)IPOの事業内容
property technologiesは、主にリノベーション済中古マンションを提供する株式会社ホームネット、新築戸建住宅を提供する株式会社ファーストホームと株式会社サンコーホームの3社で、これまで累計8,000を超える物件を販売しています。
property technologiesの事業は、「リアル(住まい)×テクノロジー」で多くの不動産情報を授受し、 高い効率性で実取引に結び付けるKAITRY事業モデルが特徴となっています。
property technologiesのAI査定は、ビッグデータから導出される価格に自社がこれまで査定を行ってきたリアルの実績データを掛け合わせることで、独自の「自社グループが買い取れる価格」を算出しています。
property technologiesは、2021年7月にポータルサイト「KAITRY(カイトリー)」を開設し、AI価格査定の提供やニーズに応じた物件売却手法の提案等も行っています。
property technologiesの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 当社子会社である株式会社ホームネットに対する投融資資金(営業人員及び管理人員増員関連費用)
- ポータルサイト『KAITRY』の広告宣伝費用(含むマーケティング関連費用)
- 不動産テック関連の強化による事業拡大を企図した当社のエンジニア等増員関連費用
property technologies(5227)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
property technologiesの業績は概ね堅調に推移しているようです。
property technologiesのIPO評価
property technologiesはそれなりの規模(吸収金額25億円)ですが、IPOラッシュの先陣を切る形での単独上場なので、それでも需給面は良い方だと思います。
また、不動産事業はIPOで人気とは言えませんが、AI査定に力を入れていることで一定の評価を得られそうです。
よって、property technologiesのIPO評価はCが妥当だと考えています。property technologiesは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
property technologiesのBB(ブックビルディング)スタンス
property technologiesのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。
主幹事のみずほ証券だけでなく、マネックス証券や松井証券などの平幹事も申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
ひろぎん証券 | 口座なし |
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