アシロ(7378)IPOの仮条件が発表されました。アシロIPOは、主に弁護士を顧客とするリーガルメディアを運営していることで関心を集めています。
アシロIPOは、直近のラキールIPOから数日空けての単独上場なので、日程には恵まれています。ただ、規模が大きめなので、地合いに左右されそうですね。
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アシロIPOの仮条件
1,120円~1,160円
アシロIPOの仮条件は、想定価格の1,120円を下限に上方へ少しだけ拡げて設定されています。アシロは規模がやや大きいので、もう少し控え目の仮条件になるかと思いました。
しかし、主幹事が野村證券だけあって、6月のIPOで公開価格割れを出しながらも、強気の姿勢は崩さずといった感じですね。
ちなみに、アシロIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は54.1億円から56.1億円にアップします。
アシロIPOの初値予想
1,280円→1,160円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想:1,200円~1,500円)
アシロIPOは、規模(吸収金額56.1億円)が大きく、売出株(3,374,200株)やVC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約474万株)も多いため、投資ファンドのイグジット(出口)案件として警戒されそうです。
ただ、リーガルメディアに特化した事業は独自性があり、似た業態の弁護士ドットコム(6027)の株価も好調に推移しているため、事業内容で一定の評価を得られると思います。
よって、アシロIPOは公開価格を10%程度上回る1,280円を目途に初値形成すると予想しています。
アシロIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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