コーチ・エィ(9339)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月6日から開始されます。

コーチ・エィは日本国内及び海外において、コーチング事業を展開しています。

コーチ・エィはIPOラッシュ真っ只中での3社同時上場になるので、資金分散や買い疲れの影響が気掛かりですね。

コーチ・エィ

コーチ・エィ(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名コーチ・エィ
コード9339(サービス業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
楽天証券
SBI証券
岡三証券
丸三証券
松井証券
岡三オンライン
LINE証券
上場日12月22日
仮条件決定日12月2日(1,660円~1,840円に決定)
ブックビルディング期間12月6日から12月12日
公開価格決定日12月13日(1,840円に決定)
申込期間12月14日から12月19日まで
公募450,000株
売出し280,000株
OA109,500株
吸収金額13.2億円
時価総額34.4億円
想定価格1,570円→公開価格:1,840円
初値価格2,500円

コーチ・エィIPOの事業内容

コーチ・エィは、エグゼクティブ・コーチング(EC)及びDriving Corporate Dynamism(DCD)を中心としたシステミック・コーチング™による組織開発ビジネスを行っています。

また、コーチ・エィはコーチング人材育成サービスも提供しています。

コーチ・エィの事業構成

コーチ・エィは116名(2022年10月末時点)のコーチを有しており、コーチの多くは国際コーチング連盟もしくは一般財団法人生涯学習開発財団の認定資格を保有しているため、確かなコーチングスキルを持つコーチがチームとなって、システミック・コーチング™を実現しています。

さらに、コーチ・エィはコーチングに関する書籍を発刊してきたほか、国内外の大学及び大学院の教育・研究分野と連携し、大学での講義やコーチング研究も行っています。

コーチ・エィのクライアント企業には、グローバル展開を進めている企業も多いため、現地法人を設立し、英語・中国語・タイ語にも対応した正社員のコーチによる現地企業向けにもコーチングを提供しています。

IPOによる手取金の使途

  1. 人員増加による人件費及び採用費に対する資金
  2. 情報セキュリティ投資に対する資金
  3. コーチング管理ツール等のシステム保守運用資金
  4. 新規拠点設立先候補の市場調査等の検討費用
  5. ソフトウエア投資資金

コーチ・エィIPOの業績

コーチ・エィの業績

(※画像クリックで拡大)

コーチ・エィIPOの売上は概ね堅調に推移しており、利益もコロナ禍で一時赤字になりましたが、持ち直していますね。

コーチ・エィのIPO評価

コーチ・エィは規模(吸収金額13.2億円)がそれほど大きくなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たりません。

また、コーチ・エィはこのところ耳にすることが多くなったコーチング事業を展開しており、業績も良いことから、事業面で一定の評価を得られそうです。

ただ、コーチ・エィはエージェント・インシュアランス・グループjig.jpとの3社同時上場になるので、資金分散の影響を受ける可能性はあります。

よって、コーチ・エィのIPO評価はCが妥当だと考えています。コーチ・エィIPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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コーチ・エィIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

コーチ・エィIPOのBB(ブックビルディング)は前向きに参加するつもりです。主幹事の野村證券はもちろんのこと、SBI証券松井証券などの平幹事も申し込む予定です。

ジャパニアスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
楽天証券BB参加
SBI証券BB参加
岡三証券BB不参加
丸三証券口座なし
松井証券BB参加
岡三オンラインBB参加
LINE証券BB参加


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