サンクゼール(2937)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月6日から開始されます。
サンクゼールは自社店舗として「サンクゼール」と「久世福商店」を展開しています。
サンクゼールはIPOラッシュ中というだけでなく、アイズとnoteとの3社同時上場にもなるので、需給面に不安がありますね。
サンクゼール(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | サンクゼール |
コード | 2937(食料品) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 SBI証券 みずほ証券 岡三証券 八十二証券 松井証券 楽天証券 岡三オンライン |
上場日 | 12月21日 |
仮条件決定日 | 12月5日(1,600円~1,800円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月6日から12月12日 |
公開価格決定日 | 12月13日(1,800円に決定) |
申込期間 | 12月14日から12月19日まで |
公募 | 1,200,000株 |
売出し | 1,410,000株 (国内:956,500株 海外:453,500株) |
OA | 391,500株 |
吸収金額 | 46.5億円 (国内:39.5億円 海外:7億円) |
時価総額 | 137億円 |
想定価格 | 1,550円→公開価格:1,800円 |
初値価格 | 2,201円 |
サンクゼールIPOの事業内容
サンクゼールは、全国各地の優れた逸品を探し出し、様々な販売チャネルを通じて販売していく、SPA(商品の企画、製造、販売まで行う小売業)事業を行っています。
サンクゼールは、「店舗(直営・FC)」「EC」「ホールセール」「グローバル」の4つの販売チャネルで事業を展開しています。
売り上げの70%以上を占める店舗事業では、ワイン、ジャム、パスタソース、ドレッシングなどを取扱っている「サンクゼール」と、だし、ご飯のお供、煎餅・おかき、珍味、和調味料、酒類などを取扱っている「久世福商店」を、施設年商150-500億円規模の商業施設を中心に出店しています。
また、自社店舗(FC含む)以外にも、大手食品卸企業や小売企業に対する卸販売、自社サイト及び楽天サイトを通じたEC事業(サンクゼール久世福商店楽天市場店)なども行っています。
IPOによる手取金の使途
- 設備投資
- 新店開業敷金・運転資金
- 当社本部社員の人件費
- 当社ブランディング及びマーケティング施策に関する費用、当社ホールセールチャネルの販売促進費
- 借入金の返済及び社債の償還
サンクゼールIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
サンクゼールIPOの売上は堅調に推移しており、利益も急激に伸びていて好調そうです。
サンクゼールのIPO評価
サンクゼールは同時上場する3社の中で規模(吸収金額46.5億円)が一番大きいため、資金分散の影響を受けそうです。
また、食料品セクターはIPOで人気とは言えず、全体的に地味な印象は否めません。
ただ、自社ブランドの「サンクゼール」と「久世福商店」は知名度があり、業績も好調に推移していることはプラス要素です。
よって、サンクゼールのIPO評価はCが妥当だと考えています。サンクゼールIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
サンクゼールIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
サンクゼールIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB検討中 |
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野村證券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB不参加 |
八十二証券 | 口座なし |
松井証券 | BB検討中 |
楽天証券 | BB検討中 |
岡三オンライン | BB検討中 |
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