エリッツホールディングス(5533)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の6月9日からスタートします。
エリッツホールディングスは賃貸不動産仲介事業、賃貸不動産管理事業、マンスリーマンション事業などを行っています。
エリッツホールディングスはIPOラッシュ真っ只中での3社同時上場なので、資金分散の影響が気になりますね。
エリッツホールディングス(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | エリッツホールディングス |
コード | 5533(不動産業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 西村証券 岡三証券 東洋証券 岡三オンライン マネックス証券 |
上場日 | 6月27日 |
仮条件決定日 | 6月8日(1,420円~1,580円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月9日から6月15日 |
公開価格決定日 | 6月16日(1,580円に決定) |
申込期間 | 6月19日から6月22日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 75,100株 |
OA | 41,200株 |
吸収金額 | 5億円 |
時価総額 | 52.8億円 |
想定価格 | 1,580円公開価格:1,580円 |
初値価格 | 2,000円 |
エリッツホールディングスIPOの事業内容
エリッツホールディングスグループは、株式会社エリッツホールディングス及び連結子会社6社により構成されており、不動産仲介事業、不動産管理事業、居住者サポート事業を展開しています。
不動産仲介事業では、賃貸マンション・アパート等の賃貸仲介を行っており、京都・滋賀を中心に近畿圏で55店舗を展開しています。
不動産仲介事業においては、自社グループの基幹システムとして賃貸仲介システム(バストレージ、不動産ポータルサイトとの自動連携、空室情報更新、契約管理、全店舗情報共有、顧客管理などを行う)を駆使することにより、賃貸仲介の業績を左右する反響数、反響来店率、応対決定や成約率の向上を図っています。
不動産管理事業では、大型改装工事や日々の小規模修繕工事、エレベーター保守や日々の清掃など、管理物件の保守管理や、入居者からの問い合わせ対応や家賃等の収納・集計管理、契約更新手続きなどの入居者管理を行っています。
居住者サポート事業では、火災保険等の損害保険を中心に保険代理店事業や、管理物件入居者に係る家賃の滞納保証を行う滞納保証事業などを行っています。
エリッツホールディングスの売上高構成
IPOによる手取金の使途
- 不動産特定共同事業用顧客管理システムの構築
- 既に取得済みの土地(販売用不動産)に建築する1棟売賃貸マンションの建築
エリッツホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
エリッツホールディングスIPOの業績は、やや頭打ちといった感じもしますが、概ね堅調に推移しているようです。
エリッツホールディングスのIPO評価
エリッツホールディングスはクオリプスとGSIとの3社同時上場というだけでなく、IPOで人気になりにくい不動産セクターなので、注目度は低いと思います。
ただ、エリッツホールディングスは規模(吸収金額5億円)が小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面で関心を集めそうです。
よって、エリッツホールディングスのIPO評価はCが妥当だと考えています。エリッツホールディングスIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
エリッツホールディングスIPOの初値予想
エリッツホールディングスIPOの初値予想は、仮条件決定後(6月8日以降)に追記させていただきます。
1,750円 (想定価格比:+170円)
(※大手予想会社の初値予想:1,580円~1,750円)
↓(上場直前の初値予想)
1,900円 (公開価格比:+320円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,750円)
エリッツホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
エリッツホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、前向きに参加する予定です。
主幹事のみずほ証券をはじめ、SBI証券や岡三オンラインなどの平幹事にも申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
西村証券 | 口座なし |
岡三証券 | BB不参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
岡三オンライン | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
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