フレクト(4414)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の11月24日から開始されます。フレクトは時流に乗ったDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービスを提供していることで注目されています。
フレクトはマザーズへの単独上場というだけでなく、前後のIPOとも間隔が空いているので、日程には恵まれていますね。
フレクト(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | フレクト |
コード | 4414(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 野村證券 みずほ証券 SBI証券 auカブコム証券 CONNECT |
上場日 | 12月10日 |
仮条件決定日 | 11月19日(2,210円~2,550円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月24日から11月30日 |
公開価格決定日 | 12月1日(2,550円に決定) |
申込期間 | 12月3日から12月8日まで |
公募 | 250,000株 |
売出し | 255,000株 |
OA | 75,700株 |
吸収金額 | 12.8億円 |
時価総額 | 62.8億円 |
想定価格 | 2,210円→公開価格:2,550円 |
初値価格 | 5,810円 |
フレクトIPOの事業内容
フレクトは、Salesforceを中心にAmazon Web ServicesやHerokuなど複数のパブリック・クラウドサービスを組み合わせて、デジタルサービスの開発に最適なクラウドインテグレーションサービスを提供することで、企業の競争力を高める「攻めのDX」を支援しています。
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また、フレクトは車載デバイス・スマホアプリを用いて、クルマのデータをリアルタイムに取得・可視化し、クルマに関わる業務の効率化を支援するSaaS型モビリティ業務最適化クラウドサービス「Cariot」も提供しています。
フレクトIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 受注、開発体制の強化にかかる人員増強を目的とした採用費及び増加人件費
- エンジニアの技術力向上を目的とした教育費及び教育体制強化にかかる費用
- 既存サービスの付加価値向上と新規サービスの研究開発を目的とした研究開発費
- 財務基盤強化を企図した借入金の返済
フレクトIPOの業績
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クラフトIPOの売上は概ね堅調に推移していますが、利益はまだかなりバラついていますね。
フレクトのIPO評価
フレクトはマザーズへの単独上場で、規模(吸収金額12.8億円)もどちらかと言えば小さいため、需給面は良好だと思います。
また、フレクトはDX、クラウド、SaaSといったテーマ性がある事業を展開していることでも関心を集めそうです。
よって、フレクトのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。フレクトIPOは公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
フレクトIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
フレクトIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で参加するつもりです。主幹事の大和証券をはじめ、SBI証券などの平幹事も全て申し込む予定です。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
CONNECT | BB参加 |
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