グローバルインフォメーション(4171)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の12月7日から始まります。
グローバルインフォメーションは、世界六ヵ国に拠点をおき、産業・国・テーマを問わず、世界の市場情報をグローバル規模で提供している市場情報提供会社です。
グローバルインフォメーション(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | グローバルインフォメーション |
コード | 4171(情報・通信業) |
主幹事証券 | エイチ・エス証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SBI証券 岡三証券 マネックス証券 松井証券 楽天証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 12月24日 |
仮条件決定日 | 12月3日(1,110円~1,210円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月7日から12月11日まで |
公開価格決定日 | 12月14日(1,210円に決定) |
申込期間 | 12月16日から12月21日まで |
公募 | 125,000株 |
売出し | 375,000株 |
OA | 75,000株 |
吸収金額 | 6.9億円 |
時価総額 | 31.5億円 |
想定価格 | 1,200円→公開価格:1,210円 |
初値価格 | 2,580円 |
グローバルインフォメーションIPOの事業内容
グローバルインフォメーションは市場調査レポート事業を中心に、年間情報サービス事業、委託調査事業及び国際会議・展示会事業を展開しています。
市場調査レポート事業では、特定の調査項目について、調査出版会社のアナリストが市場・技術動向の調査・分析を行い、市場規模・予測、テクノロジーのトレンド、規制風土、競合環境・市場シェア、参入状況等を体系的にまとめたレポートを仕入れし、販売しています。
年間情報サービス事業では、年間単位で契約を締結し、継続的に市場・技術動向に関する情報を提供するサービスを販売しています。
委託調査事業では、既存の市場調査レポートでカバーしきれない顧客の調査ニーズに対して、カスタム調査を受託して実施しています。
国際会議・展示会事業では、世界各地で行われる国際会議・展示会への参加者を募集しています。
グローバルインフォメーションIPOの事業系統図
グローバルインフォメーションは、日本語・英語・韓国語・中国語の四カ国語のWebサイトで世界各国で発行されている市場調査レポート等を掲載しており、検索からオンラインによる相談、試読、納品までワンストップで提供しています。
また、グローバルインフォメーションは日本を含む世界六ヵ国に拠点を構え、現地の顧客に対してきめ細やかな営業サービスも行っています。
IPOによる手取金の使途
- 経年劣化に伴う車両入替費用
- 2021年10月に稼働予定となっている福井センター物流設備
- 新規業務立ち上げにかかる採用費や旅費交通費等
- 業務運営の効率化を図るための施策に対する投資としてシステム開発やIT機器の導入
- 長期借入金の返済資金の一部
- 連結子会社における運転資金のための投融資資金
グローバルインフォメーションIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
グローバルインフォメーションIPOの業績は、やや頭打ちといった感もありますが、概ね堅調に推移していますね。
グローバルインフォメーションのIPO評価
グローバルインフォメーションは、IPOラッシュ終盤での東京通信との同時上場になりますが、規模(吸収金額6.9億円)が小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、それでも需給面で人気を集めると思います。
また、市場調査レポート事業は地味な印象ですが、情報過多な今日において、専門性が高くて正確な情報へのニーズはますます高まっているため、事業面でも一定の評価を得られそうです。
よって、グローバルインフォメーションのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。グローバルインフォメーションIPOは、公開価格の2倍を上回る高い初値が付くと予想しています。
グローバルインフォメーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
グローバルインフォメーションIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨む予定です。主幹事のエイチ・エス証券はもちろんのこと、SBI証券やマネックス証券などの平幹事も全て申し込むつもりです。
エイチ・エス証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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