2021年のIPOは、今のところQDレーザIPOとアールプランナーIPOの2銘柄が新規承認されています。
ちなみに、昨年の2月は4銘柄(インフラ含む)のIPOが新規上場しているので、今月中にIPOがまだいくつか新規承認されるかもしれません。
そこで、2020年に新規上場したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。2021年のIPOでは、ワースト5に入ってくるような銘柄はできるだけ避けたいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 1444 ニッソウ | 3月30日 岡三証券 | 名証 セントレックス 3.2億円 | 3,750円 2,800円 | -950円 -25.3% |
2位 | 7688 ミアヘルサ | 3月17日 みずほ証券 | ジャスダック 16.1億円 | 2,330円 1,748円 | -582円 -25% |
2位 | 5690 リバーホールディングス | 3月24日 野村證券 | 東証2部 51億円 | 960円 720円 | -240円 -25% |
4位 | 5070 ドラフト | 3月17日 SMBC日興証券 | マザーズ 21.4億円 | 1,580円 1,221円 | -359円 -22.7% |
5位 | 7088 フォーラム エンジニアリング | 3月9日 野村證券 | 東証1部 135.6億円 | 1,310円 1,030円 | -280円 -21.4% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
2020年のIPO騰落率ワースト1のニッソウは、小型(吸収金額3.2億円)ではありますが、コロナ禍での流動性に乏しい地方市場(名古屋証券取引所セントレックス)への新規上場だったため、公開価格を大きく割れてしまいました。
また、2位以下も全てコロナ禍での新規上場だったため、どれも騰落率が-20%を上回ってしまっています。
面白いことに、上場市場がきれいに分かれていて、それぞれの市場でのワースト1が顔を揃えた形になっていますね。
昨年は、コロナウィルスの影響によってIPOの公開価格割れが続出しました。しかし、通常ならそこまでIPOの公開価格割れが続出することはないと思います。
ただ、それでも毎年いくつかのIPOは公開価格を割れてしまうため、今年もそのようなIPOは上手く避けていきたいですね。
3月は例年通りならIPOラッシュになるため、その時になって慌てないように、今のうちから準備しておくことをオススメします。
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