今年の大発会では直近IPOの一角がストップ高で張り付き、翌日はその反動から値を下げる銘柄が目立ち、良くも悪くも年始から直近のIPOに注目が集まっています。
そこで、2020年に新規承認したIPOの騰落率ベスト5をリストアップしてみました。
今月はIPOの新規上場がないため、ベスト5入りした銘柄をはじめ、昨年新規上場したIPOにまだまだ資金が流れるかもしれませんね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 4011 ヘッドウォータース | 9月29日 みずほ証券 | マザーズ 2.8億円 | 2,400円 28,560円 | 26,160円 1090% |
2位 | 4052 フィーチャ | 6月24日 SMBC日興証券 | マザーズ 3.5億円 | 520円 4,710円 | 4,190円 805.8% |
3位 | 2987 タスキ | 10月2日 SBI証券 | マザーズ 2.3億円 | 670円 5,060円 | 4,390円 655.2% |
4位 | 7352 Branding Engineer | 7月7日 SBI証券 | マザーズ 2.1億円 | 490円 2,920円 | 2,430円 495.9% |
5位 | 4056 ニューラルポケット | 8月20日 みずほ証券 | マザーズ 5.7億円 | 900円 5,100円 | 4,200円 466.7% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
2020年のIPO騰落率No.1は、当初から初値高騰間違いなしと言われていたヘッドウォータースでした。それにしても、騰落率1090%、一撃で約260万円の利益とは驚きです。こんなIPOに一度で良いから当選してみたいですね。
ベスト5にランクインしたIPOは、全てマザーズの小型(吸収金額10億円以下)IPOになっており、マザーズの小型IPOは初値が跳ねるというセオリー通りの結果になっています。
また、ベスト5にランクインしたIPOで主幹事を務めていたみずほ証券、SBI証券、SMBC日興証券は、今年のIPOでも要注目です。
2021年のIPOでは、どんな銘柄がどんな形で騰落率ベスト5にランクインするか楽しみですね。
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