毎年1月はIPO閑散期なので、今年もIPOの新規上場はありません。しかし、2月はすでに4銘柄のIPOが新規承認されています。
そこで、2021年に新規上場したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。
今年(2022年)のIPOでは、騰落率ワースト5に入ってくるような銘柄はなるべくスルーしたいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 2585 Finatext ホールディングス | 12月22日 大和証券 三菱UFJモルガン ・スタンレー証券 | マザーズ 229.6億円 | 1,290円 990円 | -300円 -23.3% |
2位 | 7134 クルーバー | 12月23日 みずほ証券 | ジャスダック 17億円 | 2,160円 1,800円 | -360円 -16.7% |
3位 | 4255 THECOO | 12月22日 みずほ証券 大和証券 | マザーズ 41.5億円 | 7,200円 6,100円 | -1,100円 -15.3% |
4位 | 2934 ジェイフロンティア | 8月27日 SBI証券 | マザーズ 36.9億円 | 4,190円 3,560円 | -630円 -15% |
5位 | 4259 エクサウィザーズ | 12月23日 SMBC日興証券 三菱UFJモルガン ・スタンレー証券 | マザーズ 372.7億円 | 1,150円 1,030円 | -120円 -10.4% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
2021年のIPO騰落率ワースト5では、前代未聞のIPOラッシュとなった12月に新規上場したIPOが4銘柄もランクインしています。
なかでも、THECOOはあまりの値がさということで話題になっていましたが、初値は公開価格を11万円も下回るという悲惨な結果に終わっています。
やはり、行き過ぎたIPOラッシュがこのような結果を招いた大きな要因と言えそうです。
今年も多くのIPOが新規上場すると言われていますが、昨年の反省をふまえてしっかりとスケジュール調整してほしいですね。
今年の2月と3月は、4月に東証の市場再編が行われるため、例年よりも多くのIPOが新規上場すると言われているので、その時になって慌てないように、今のうちから準備しておくことをオススメします。
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