マイクロアド(9553)IPOのBB(ブックビルディング)が翌週の6月13日から始まります。

マイクロアドはデータを軸とした企業のマーケティングプラットフォーム構築サービス「UNIVERSE」などを提供しています。

マイクロアドのIPO主幹事はSBI証券なので、IPOチャレンジポイントのボーダーラインなどについて話題になりそうですね。

マイクロアド

マイクロアド(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名マイクロアド
コード9553(サービス業)
主幹事証券SBI証券
幹事証券(委託含む)大和証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
岩井コスモ証券
東海東京証券
アイザワ証券
極東証券
丸三証券
水戸証券
むさし証券
SBIネオモバイル証券
SBIネオトレード証券
上場日6月29日
仮条件決定日6月9日(1,300円~1,410円に決定)
ブックビルディング期間6月13日から6月17日
公開価格決定日6月20日(1,410円に決定)
申込期間6月21日から6月24日まで
公募669,000株
売出し1,645,000株
(国内:1,233,700株
海外:411,300株)
OA347,100株
吸収金額36.7億円
(国内:31億円
海外:5.7億円)
時価総額123.1億円
想定価格1,380円→公開価格:1,410円
初値価格1,290円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

マイクロアドIPOの事業内容

マイクロアドはデータプラットフォーム事業としてデータソリューションサービス、海外コンサルティングサービス、デジタルサイネージサービスの3つのサービスを展開しています。

また、3つのサービスを労働集約的なビジネスモデルである「コンサルティング」と、プロダクト販売による収穫逓増型のビジネスモデルである「データプロダクト」の二つに分類することで、それぞれのビジネスモデルに応じた経営戦略の立案や収益性の分析を行っています。

マイクロアドのサービスとビジネスモデル

マイクロアドのサービスとビジネスモデル

データソリューションサービスでは、消費者の多様な購買・消費行動を分析し、その分析データを活用して、顧客企業の様々なマーケティングの課題解決を行う顧客生涯価値最大化のためのプラットフォーム「UNIVERSE」を提供しています。

UNIVERSEの概要

また、国内コンサルティングサービスとしてメディア企業向けの広告収益最大化サービス「MicroAd COMPASS」も提供しています。

海外コンサルティングサービスでは、各企業に対する現地でのプロモーション施策の立案、広告枠の買付け及び運用、広告クリエイティブの制作などを行っています。

デジタルサイネージサービスでは、デジタルサイネージ媒体への広告出稿を一元的に管理可能なアドネットワークサービス「MONOLITHS」を提供しています。

マイクロアドIPOの事業系統図

マイクロアドの事業系統図

(※画像クリックで拡大)

IPOによる手取金の使途

  1. データソリューションサービスにおける人材の採用費
  2. システム開発資金

マイクロアドIPOの業績

マイクロアドの業績

(※画像クリックで拡大)

マイクロアドIPOの売上はやや頭打ちといった印象ですが、利益は伸びているようです。

マイクロアドのIPO評価

マイクロアドは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)への販売も予定されていますが、それにしても規模(吸収金額36.7億円)がやや大きいのが気になります。

また、アドテク事業も目新しさに欠けますが、データプラットフォーム事業に注力していることや、主幹事が個人投資家に人気のSBI証券ということで注目されるかもしれません。

よって、マイクロアドのIPO評価はCが妥当だと考えています。マイクロアドIPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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マイクロアドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

マイクロアドIPOのBB(ブックビルディング)は、積極的に申し込むつもりです。主幹事のSBI証券を中心に、マネックス証券松井証券などの平幹事も申し込む予定です。

マイクロアドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SBI証券 (主幹事)BB参加
大和証券BB参加
楽天証券BB参加
マネックス証券BB参加
松井証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
東海東京証券BB参加
アイザワ証券口座なし
極東証券口座なし
丸三証券BB参加
水戸証券口座なし
むさし証券BB参加
SBIネオモバイル証券BB参加
SBIネオトレード証券BB参加

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