ナレルグループ(9163)IPOが、明日(7月21日)東証グロース市場へ新規上場します。
ナレルグループIPOは規模の大きいイグジット(出口)案件なので、需給面が不安視されていました。
ただ、同時上場するはずだったホロスホールディングスIPOが上場中止になったため、単独上場になったのは追い風になりそうですね。
ナレルグループIPOの過去記事
ナレルグループIPOの新規上場を承認!大和とみずほが共同主幹事
ナレルグループIPOのBBスタンスとIPO評価!建設関連IPO
ナレルグループIPO上場直前の初値予想
2,960円 (公開価格比:+270円)
(※大手予想会社の初値予想:2,690円~3,400円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:2,900円)
※主幹事証券会社の引受価格:2,488.25円
ナレルグループIPO上場直前の初値予想は、仮条件決定時にアップしていた2,750円から2,960円に上方修正したいと思います。
ナレルグループIPOは売出株の約28%が海外へ配分されましたが、それでも国内の吸収金額は79億円と大きいため、需給面に不安があります。
また、ナレルグループIPOはほとんどが売出株なので、投資ファンドのイグジット(出口)案件として警戒されそうです。
ただ、同時上場するはずだったホロスホールディングスIPOが上場中止になったのはプラス要素です。
さらに、建設・プラント業界向けの技術者派遣事業は人手不足が叫ばれる中で今後も需要が見込めるため、事業面で一定の評価を得られそうです。
よって、ナレルグループIPOは公開価格を約10%上回る2,960円を目途に初値形成すると予想しています。
ナレルグループIPO初値決定前の気配運用
ナレルグループIPO初値決定前の気配上限価格は公開価格比2.3倍の6,190円で、更新値幅135円の更新時間10分になります。
また、気配下限値段は公開価格比0.75倍の2,018円で、下限の値幅は通常の更新値幅で更新時間は3分になります。
そして、注文受付価格の範囲は673円以上で10,760円以下となります。
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