日本グランデ(2976)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週末(5月31日)から始まります。日本グランデは、流動性の低い地方市場(札幌証券取引所アンビシャス)への新規上場なので、注目度は低いと思います。
また、日本グランデは大型で話題性のあるSansanとの同時上場なので、さらに注目度が低下しそうですね。
日本グランデ(札証アンビシャスIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 日本グランデ |
コード | 2976 |
主幹事証券 | 藍澤證券 |
幹事証券(委託含む) | 北洋証券 岡三証券 SBI証券 あかつき証券 エース証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 6月19日 |
仮条件決定日 | 5月29日(720円~750円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月31日から6月6日まで |
公開価格決定日 | 6月7日(750円に決定) |
申込期間 | 6月11日から6月14日まで |
公募 | 150,000株 |
売出し | 35,800株 |
OA | 0株 |
吸収金額 | 1.3億円 |
時価総額 | 8.3億円 |
想定価格 | 720円→公開価格:750円 |
初値価格 | 752円 |
日本グランデIPOの事業内容
日本グランデは、「人に優しい、生活に優しい、環境に優しい、未来に優しい」を基本コンセプトに掲げながら、不動産分譲事業、不動産賃貸事業、不動産関連事業の3事業を行っている不動産会社です。
不動産分譲事業では、自社ブランド「グランファーレ」シリーズの分譲マンション事業を中心に、連結子会社グランホーム株式会社のブランドである「エステティカ」シリーズの分譲戸建住宅事業や、その他の不動産取引事業も行っています。
不動産賃貸事業では、主にサービス付き高齢者向け住宅「グランウエルネス」シリーズを札幌市において展開しています。また、その他賃貸マンションや立体駐車場の収益不動産の賃貸等も行っています。
不動産関連事業では、主にマンション管理事業を行っており、火災保険等の保険代理店事業、業務委託斡旋事業、設計監理事業なども手掛けています。
日本グランデIPOの事業系統図
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日本グランデIPOの業績
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日本グランデIPOの売上は堅調に推移していて、利益も急激に伸びているので、特に問題なさそうですね。
日本グランデのIPO評価
日本グランデは、上場市場が流動性の乏しい地方市場(札幌証券取引所アンビシャス)というだけでなく、不動産事業もIPOで人気になりにくいため、あまり注目されていないようです。
ただ、日本グランデは吸収金額(1.3億円)がとても小さいため、需給面で関心を集めるかもしれません。
よって、日本グランデのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。日本グランデIPOは、初値が跳ねる可能性は低いと思いますが、規模が小さいだけに、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
日本グランデIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
日本グランデIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ少しだけ参加するつもりです。ちなみに、主幹事の藍澤證券はネットから申し込むことが出来ません。
個人的には、抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券と、前受金不要(事前入金不要)の岡三オンライン証券に申し込む予定です。
藍澤證券 (主幹事) | 口座なし |
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北洋証券 | 口座なし |
岡三証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
あかつき証券 | 口座なし |
エース証券 | 口座なし |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社