ナイル(5618)IPOが、明日(12月20日)東証グロース市場へ新規上場します。
ナイルIPOはDXというテーマ性のある事業や車のサブスクなどを行っていることで注目されています。
ただ、明日はロココIPOだけでなく、今日新規上場するも初日値付かずになったエスネットワークスIPOを含む3社同時上場になるので、やや厳しい上場になるかもしれませんね。
ナイルIPOの過去記事
ナイルIPO上場直前の初値予想
1,630円 (公開価格比:-50円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,680円)
※主幹事証券会社の引受価格:1,545.60円
ナイルIPO上場直前の初値予想は、以前にアップしていた1,680円から1,630円に下方修正したいと思います。
ナイルIPOはロココIPOとエスネットワークスIPOとの3社同時上場で、規模(吸収金額25.5億円)もやや大きいため、需給面に不安があります。
また、海外への配分は約16%に止まり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約227万株)が多いのも気になります。
ただ、複数のファンドが最大で4億円に相当する株式を購入することへの関心を表明したのはプラス要素です。
さらに、ナイルはIPOで人気のDXというテーマ性がある事業を展開しています。しかし、業績が連続赤字というのは気掛かりです。
よって、ナイルIPOの初値は公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
ナイルIPO初値決定前の気配運用
ナイルIPO初値決定前の気配運用は公開価格比2.3倍の3,865円で、更新値幅84円の更新時間10分になります。
また、気配下限値段は公開価格比0.75倍の1,260円で、下限の値幅は通常の更新値幅で更新時間は3分になります。
そして、注文受付価格の範囲は420円以上で6,720円以下となります。
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