レジル(176A)IPOの仮条件が発表されました。レジルは大型なイグジット(出口)IPOなので、需給面にやや不安があります。

直近のWill Smartkから約1週間空けての新規上場なので、日程には恵まれていますが、IPOの地合いが下降気味なのも気になりますね。

レジルIPOの初値予想

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レジルIPOの仮条件

1,100円~1,200円

レジルIPOの仮条件は、想定価格の1,080円を上回るレンジで設定されています。

ちなみに、レジルIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は64億円から71.1億円にアップします。

また、レジルはIPOの新ルールが適用されているため、公開価格は仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下の価格である880円以上1,440円以下の範囲内で決まる可能性があります。

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レジルIPOの初値予想

1,260円 (想定価格比:+180円)

(※大手予想会社の初値予想第一弾:1,180円~1,400円)

(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,200円~1,300円)

↓(上場直前の初値予想)

1,160円 (公開価格比:-40円)

(※大手予想会社の初値予想最終版:1,200円)

レジルIPOは規模(吸収金額71.1億円)が大きいだけでなく、その大半が売出し株なので、IPOで不人気なイグジット(出口)案件ということで警戒されそうです。

また、レジルIPOは公開価格の1.5倍でロックアップが解除されるVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が約46万株あるのも気掛かりです。

ただ、レジルIPOは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国およびカナダを除く)への販売も予定されているため、海外への配分比率によって状況が変わる可能性はあります。

さらに、レジルは脱炭素再生可能エネルギーという国策とマッチしたテーマ性があるため、事業面で関心を集めるかもしれません。

しかし、IPOの地合いは一時の勢いがなく、にもかかわらず仮条件が上振れしたうえに上限突破の可能性もあるため、公開価格を若干上回ったところで初値形成すると予想してはいますが、公開価格を割れる可能性もなきにしもあらずだと思います。

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レジルIPOは当選枚数が比較的多いため、主幹事以外でも当選が狙えそうです。ただ、ややリスクがあることも頭に入れておく必要がありますね。


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