コロナの影響で4月の新規上場を延期していたSANEI(6230)IPOの改めてのBB(ブックビルディング)が、翌週の12月10日から始まります。
SANEIは小型ですが、東証2部の地味な銘柄で、IPOラッシュ終盤での3社同時上場ということも考えると、注目度は低くそうですね。
SANEI(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | SANEI |
コード | 6230(機械) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 SMBC日興証券 auカブコム証券 松井証券 |
上場日 | 12月25日 |
仮条件決定日 | 12月8日(2,050円~2,200円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月10日から12月16日まで |
公開価格決定日 | 12月17日(2,200円に決定) |
申込期間 | 12月18日から12月23日まで |
公募 | 260,000株 |
売出し | 200,000株 |
OA | 69,000株 |
吸収金額 | 10.8億円 |
時価総額 | 45.5億円 |
想定価格 | 2,050円→公開価格:2,200円 |
初値価格 | 3,525円 |
SANEI(6230)IPOの事業内容
SANEIは、主に水まわりの製品(給水栓・給排水金具・継手及び配管部材等)の製造・販売を行っている水栓金具メーカーです。
SANEIは、「水まわりにおける住空間全体をトータルに提案できるメーカー」を目指し、様々な住空間に調和するようなデザインの製品を「水域/面」展開を通して提供しています。
SANEIは従来とは異なる水栓として、高級グレードを中心に空間コンセプトに調和するデザインやブランドを展開しています。
IPOによる手取金の使途
- 岐阜工場における加飾鍍金設備の投資資金
- 岐阜工場における水栓本体生産設備の投資資金
- 岐阜工場における鍍金設備更新の投資資金
SANEI(6230)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
SANEIの業績は東証2部らしく横ばいですが、特に問題はなさそうですね。
SANEIのIPO評価
SANEIは小型(吸収金額10.8億円)ですが、東和ハイシステムとファンペップとの3社同時上場なので、需給面が良好とは言えません。
また、SANEIはIPOで人気になりにくい東証2部の水栓金具メーカーなので、事業面もインパクトに欠けます。
よって、SANEIのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。SANEI(6230)IPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
SANEI(6230)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SANEI(6230)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
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野村證券 | BB検討中 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
auカブコム証券 | BB検討中 |
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