東京通信(7359)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の12月8日からスタートします。
東京通信は、主にスマホ向けのゲームアプリを開発している企業です。
東京通信は、IPOラッシュ終盤でのグローバルインフォメーションとの同時上場になるため、買い疲れ影響が少し気になりますね。
東京通信(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 東京通信 |
コード | 7359(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 岩井コスモ証券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 |
上場日 | 12月24日 |
仮条件決定日 | 12月4日(1,200円~1,250円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月8日から12月14日まで |
公開価格決定日 | 12月15日(1,250円に決定) |
申込期間 | 12月16日から12月21日まで |
公募 | 610,000株 |
売出し | 390,000株 |
OA | 150,000株 |
吸収金額 | 14.4億円 |
時価総額 | 61.7億円 |
想定価格 | 1,250円→公開価格:1,250円 |
初値価格 | 2,484円 |
東京通信IPOの事業内容
東京通信は、インターネット広告への集客と効果最大化のノウハウに自信を持つITマーケティング企業であり、アプリ事業及び広告代理事業を主な事業として行っています。
アプリ事業では、主にスマートフォン向けの無料カジュアルゲームアプリを企画・開発し、アプリ内の一部スペースを広告枠として、広告を出稿したい広告主へ提供することでユーザーのクリック数等を獲得し、広告収入を得る事業を展開しています。
広告代理事業では、主にテクノロジーを活用したアフィリエイト広告(成果報酬型広告)代理事業を展開しており、2019年12月期より運用型広告にも取り組んでいます。
東京通信は、独自のワンタグシステムの提供により、国内主要ASPへの一括出稿及び効率的な成果管理を可能にしています。
さらに、東京通信は投資事業、ソリューションセールス事業及び新規事業開発等にも取り組んでいます。
東京通信IPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- アプリ事業において、当社グループが提供するアプリのユーザー獲得のための広告宣伝費
- 今後の事業規模拡大のために必要な人材の採用費及び人件費
- 子会社株式の取得資金のために当社が借り入れた、銀行からの借入金の返済資金
東京通信IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
東京通信IPOの売上は右肩上がりで、利益も順調に伸びていて好調そうですね。
東京通信のIPO評価
東京通信は、グローバルインフォメーションとの同時上場になります。ただ、吸収金額は両方合わせても約23.3億円なので十分にこなせそうです。
しかし、IPOラッシュ終盤ということで買い疲れの影響を受ける可能性はありますね。
また、性別を問わず、幅広い年齢層が楽しめる無料のカジュアルゲームアプリはまだまだ需要が見込め、業績も好調に推移していることから、事業面で注目されると思います。
よって、東京通信のIPO評価は、Bが妥当だと考えています。東京通信IPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
東京通信IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
東京通信IPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨むつもりです。主幹事の野村證券を中心に、SBI証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
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