西部技研(6223)IPOの仮条件が決まっています。西部技研IPOは人気になりにくい機械セクターの大型IPOなので、あまり注目されていません。
また、西部技研IPOはニッポンインシュアIPOとの同時上場になるので、資金分散の影響も受けそうです。
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西部技研IPOの仮条件
2,500円~2,600円
西部技研IPOの仮条件は、想定価格の3,250円を大幅に下回るレンジになっています。
ちなみに、西部技研IPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は197億円から157.6億円にダウンします。
西部技研IPOの初値予想
2,600円 (想定価格比:-650円)
(※大手予想会社の初値予想:3,350円~3,700円)
(※大手予想会社の初値予想:2,600円~2,900円)
西部技研IPOはニッポンインシュアIPOとの同時上場で規模も大きいため、当初から需給面が不安視されていましたが、仮条件が大幅に下振れしたため、ますます警戒されそうです。
ただ、西部技研IPOは30億円に相当する株式を投資ファンドに親引けする予定になっており、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているので、海外への配分次第で状況が変化する可能性もあります。
また、西部技研IPOは売出株が多いのも気になりますが、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株がないのはプラス要素です。
さらに、西部技研IPOはSDGsというテーマ性のある事業を展開しており、技術力も高そうですが、全体的には地味と言わざるを得ません。
よって、西部技研IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
西部技研IPOの幹事団
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
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幹事証券 | 野村證券 FFG証券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券 |
西部技研IPOは当選枚数が多いため、主幹事のSMBC日興証券ならかなり期待できそうです。
ただ、西部技研IPOはややリスクもあるため、参加するかどうかは慎重に判断したほうが良いと思います。
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