西部技研(6223)IPOが、明日(10月3日)東証スタンダード市場へ新規上場します。
西部技研IPOは公開価格が想定価格よりも大幅に下振れしたため、警戒感が増しているようです。
西部技研IPOはニッポンインシュアIPOとの同時上場になりますが、10月のIPO第一弾なので、どちらも健闘してほしいですね。
西部技研IPOの過去記事
西部技研IPOのBBスタンスとIPO評価!環境保全機器IPO
西部技研IPO上場直前の初値予想
2,600円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想:3,350円~3,700円)
(※大手予想会社の初値予想:2,600円~2,900円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:2,700円)
※主幹事証券会社の引受価格:2,444円
西部技研IPO上場直前の初値予想は、仮条件決定時にアップしていた2,600円で据え置きたいと思います。
西部技研IPOはニッポンインシュアIPOとの同時上場で、規模(吸収金額157.6億円)も大きいため、資金分散の影響が気になります。
ただ、約63%が海外へ販売されることになったため、国内の吸収金額は約58.1億円まで縮小されます。
また、西部技研IPOはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらず、上位株主に価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのは好材料です。
しかし、東証スタンダードの機械セクターはIPOで人気になりにくく、中国への依存度が高いのも懸念材料です。
よって、西部技研IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
西部技研IPO初値決定前の気配運用
西部技研IPO初値決定前の気配上限価格は公開価格比2.3倍の5,980円で、更新値幅130円の更新時間10分になります。
また、気配下限値段は公開価格比0.75倍の1,950円で、下限の値幅は通常の更新値幅で更新時間は3分になります。
そして、注文受付価格の範囲は650円以上で10,400円以下となります。
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