タウンズ(197A)IPOの仮条件が決まっています。
タウンズIPOはコロナウィルスやインフルエンザなどの感染症検査キットを製造していることで関心を集めています。
タウンズIPOは同時上場する3社の中で一番大型なので、資金分散の影響を受けそうですね。
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タウンズIPOの仮条件
440円~460円
タウンズIPOの仮条件は、想定価格の440円を下限に上方へやや拡げて設定されています。
ちなみに、タウンズIPOの公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は106.7億円から115.7億円にアップします。
また、IPOの新ルールが適用されているため、公開価格は仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下の価格である352円以上552円以下の範囲内で決定する可能性があります。
タウンズIPOの初値予想
440円 (想定価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想:460円~550円)
タウンズIPOはPostPrimeとWOLVES HANDとの3社同時上場で、規模(吸収金額115.7億円)も一番大きいため、需給面に不安があります。
また、タウンズIPOは公募株ゼロの売出し株のみで、その大半が投資ファンドの売出し株なので、イグジット(出口)案件ということでも警戒されそうです。
ただ、タウンズは欧州およびアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているため、海外への配分次第で状況も変化するかもしれません。
さらに、コロナウィルスやインフルエンザなどの感染症検査キットの需要はこれからも見込め、業績も概ね堅調に推移していることで、それなりの評価を得られそうです。
しかし、それでも今の地合いでは大型なイグジットIPOは厳しそうなので、初値は公開価格を割れる可能性もあると予想しています。
タウンズIPOの幹事団
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 |
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幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 野村證券 SBI証券 静銀ティーエム証券 FFG証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 極東証券 東海東京証券 東洋証券 丸三証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 auカブコム証券 |
タウンズIPOは当選枚数が多いので、主幹事の大和証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券はもちろんのこと、平幹事のSBI証券やマネックス証券などにも十分チャンスがありそうです。
ただ、タウンズIPOはややリスクがあるため、参加するかどうかは慎重に判断したほうが良さそうです。
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