うるる(3979)IPOの仮条件が発表されました。うるるIPOは、クラウドというテーマ性に魅力を感じます。ただ、規模(吸収金額41.7億円)が大きいため、需給面には不安があります。
また、前日に新規上場するファイズIPOや、同時上場のほぼ日IPOの方が人気を集めそうなので、資金分散の影響も大きそうです。
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うるるIPOの仮条件
2,840円~3,000円
うるるIPOの仮条件は、想定価格の2,840円を下限とした強めのレンジになっています。うるるIPOは、それほど前評判が高くなかったので、想定価格を挟むか上限にしたレンジになると思っていましたが、ここまで強気の仮条件になるとは予想外でした。
ちなみに、うるるIPOの想定価格が仮条件の上限(3,000円)で決まると、吸収金額は41.7億円から44億円にアップするので、ますます重く感じますね。
うるるIPO幹事のSMBC日興証券
SMBC日興証券のIPOルール
うるるIPOの初値予想
3,050円 (想定価格比:+210円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,940円~3,200円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:3,000円~3,300円)
うるるIPOは、CGS事業(クラウドワーカーを活用した事業)の中心である入札情報速報サービス「NJSS」に競争優位性があることなどが評価されて、仮条件が上振れたようです。
したがって、事業内容は一定の評価を得られそうですが、やはり40億を超える規模の大きさと売出株の多さが懸念されます。よって、うるるIPOの初値は公開価格を多少上回る程度と予想しています。
うるるIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 | 幹事証券 | SMBC日興証券 大和証券 みずほ証券 いちよし証券 エース証券 丸三証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 岡三証券 |
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うるるIPOは規模が大きいだけあって、数多くの証券会社が幹事団に名を連ねています。中でも、主幹事の野村證券、IPO投資家に人気のSMBC日興証券と大和証券、100%完全抽選のマネックス証券などは、当選のチャンスが大きそうです。
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