ヤシマキザイ(7677)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月10日からスタートします。ヤシマキザイは、鉄道関連の卸売業という地味めな東証2部IPOなので、あまり話題になっていません。
また、ヤシマキザイは前日に新規上場するインフォネットが初日値付かずになると、実質的な同時上場になってしまうので、ますます影が薄くなりそうです。
ヤシマキザイ(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ヤシマキザイ |
コード | 7677 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 エース証券 SBI証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 6月26日 |
仮条件決定日 | 6月6日(1,200円~1,280円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月10日から6月14日まで |
公開価格決定日 | 6月17日(1,280円に決定) |
申込期間 | 6月18日から6月21日まで |
公募 | 250,000株 |
売出し | 551,000株 |
OA | 120,000株 |
吸収金額 | 11.8億円 |
時価総額 | 36.9億円 |
想定価格 | 1,280円→公開価格:1,280円 |
初値価格 | 1,450円 |
ヤシマキザイIPOの事業内容
ヤシマキザイは、鉄道車両製品を主な市場として鉄道事業者及び鉄道車両メーカーや鉄道車両用電気品メーカーなどを販売先とし、鉄道車両用電気品、同車体用品、同車載品、コネクタ・電子部品を主な商材として取り扱っています。
また、ヤシマキザイは国外において、中国の高速鉄道網の拡充にともない、上海市に現地法人を設立し、鉄道車両メーカーで売上高が世界で最大の「中国中車股份有限公司(中国中車)」への販売を中心として展開しています。
さらに、ヤシマキザイはインドネシア、フィリピン、ベトナム、インド等においても、それぞれ拠点を置き、鉄道に関する商材の販売もしくは販路の開拓を行っています。
ヤシマキザイは、その他にも海外の火力発電所用の補修・改造用品、各種ハーネス加工品、電源ユニットなどのパワーデバイス、微小な気泡を含む水発生装置などを取り扱っています。
ヤシマキザイIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
ヤシマキザイIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ヤシマキザイIPOの売上は概ね堅調に推移していますが、利益はやや下降線といった印象を受けますね。
ヤシマキザイのIPO評価
ヤシマキザイは東証2部への新規上場で、鉄道関連の卸売業もIPOで人気になりにくいため、注目度は低いと思います。
ただ、ヤシマキザイはそれほど規模(吸収金額11.8億円)が大きくなく、全体的に堅実な印象なので、大崩れはしない気もします。
よって、ヤシマキザイのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ヤシマキザイIPOは、公開価格を若干上回ったところで初値形成すると予想しています。
ヤシマキザイIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ヤシマキザイIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券は落選すればIPOチャレンジポイントが貰えるので必ず申し込みます。
野村證券 (主幹事) | 検討中 |
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SMBC日興証券 | 検討中 |
みずほ証券 | 検討中 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 検討中 |
エース証券 | 口座なし |
SBI証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | 検討中 |
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