AIメカテック(6227)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の7月12日から始まります。AIメカテックはAを行っています。
ちなみに、社名にAIが付いていると、すぐにAI(人工知能)関連の企業かと期待してしまいますが、AIメカテックはアイと読むのでAI(人工知能)とは全く関係ありません。
AIメカテック(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | AIメカテック |
コード | 6227(機械) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 大和証券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 岡三証券 岩井コスモ証券 極東証券 水戸証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 7月30日 |
仮条件決定日 | 7月8日(1,900円~1,920円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月12日から7月16日 |
公開価格決定日 | 7月19日(1,920円に決定) |
申込期間 | 7月20日から7月27日まで |
公募 | 0株 |
売出し | 3,427,000株 |
OA | 514,000株 |
吸収金額 | 75.7億円 |
時価総額 | 108.1億円 |
想定価格 | 1,920円→公開価格:1,920円 |
初値価格 | 1,941円 |
AIメカテックIPOの事業内容
AIメカテックは、2016年7月に株式会社日立製作所からの新設分割によって設立され、フラットパネル・ディスプレイ(FPD)製造装置や半導体パッケージ製造装置の開発・製造・販売及びアフターサービスを行っています。
IJP(インクジェット・プリンティング)ソリューション事業では、IJP応用分野とフィルム応用分野の研究開発成果を製品に展開し、有機ELパネルを始めとする次世代パネルの量産化や、フレキシブルデバイス及びデジタルサイネージに向けたプロセスと設備の提案をおこなっています。
(※画像クリックで拡大)
半導体関連事業では、半導体パッケージの実装に用いられる、はんだボールマウンタ装置の開発・製造・販売及びアフターサービスを行っています。
(※画像クリックで拡大)
LCD(液晶ディスプレイ)事業では、テレビやスマートフォン等の液晶ディスプレイパネル生産工程で使われるシール塗布装置、液晶滴下装置、真空貼合せ装置等の開発・製造・販売及びアフターサービスを行っています。
(※画像クリックで拡大)
AIメカテックIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
AIメカテックIPOの業績は、第3期(2019年6月期)をピークに下降していて、頭打ちといった感じですね。
AIメカテックのIPO評価
AIメカテックは規模(吸収金額75.7億円)が大きいというだけでなく、公募株ゼロの売出株のみなので、VC(ベンチャーキャピタル)のイグジット案件としても警戒されそうです。
また、半導体パッケージや有機ELパネルなどの製造販売は地味で、業績もパッとしないことから、事業面もイマイチと言わざるを得ません。
よって、AIメカテックのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。AIメカテックIPOは、公開価格を目途に初値形成するのが精一杯と予想しています。
AIメカテックIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
AIメカテックIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB不参加 |
---|---|
野村證券 | BB不参加 |
大和証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
岩井コスモ証券 | BB不参加 |
極東証券 | 口座なし |
水戸証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB不参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社