アルマード(4932)IPOの仮条件が決まっています。アルマードは、IPOラッシュ中の4社同時上場で規模も大きいことが不安視されているようです。
また、アルマードIPOは投資ファンドのイグジット案件という側面もあるため、同時上場する他の銘柄と比べて分が悪いですね。
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アルマードIPOの仮条件
840円~880円
アルマードIPOの仮条件は、想定価格の840円を下限に上方へ少しだけ拡げて設定されています。
アルマードIPOは需給面に不安があったので、もう少し弱めの仮条件になるかと思いました。しかし、主幹事が野村證券だけあって、こんな状況でもやや強めの仮条件にしてきましたね。
アルマードIPOの初値予想
880円 (想定価格比:+40円)
(※大手予想会社の初値予想:880円~1,000円)
アルマードIPOは4社同時上場というだけでなく、前日に新規上場するアイ・パートナーズフィナンシャルIPOが初日値付かずになると、実質的に5社同時上場となってしまいます。
しかも、アルマードIPOはその中で一番人気薄なので、資金分散の影響も大きそうです。
また、アルマードIPOは公開株のほとんどが売出株で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多いため、投資ファンドのイグジット案件としても警戒されると思います。
さらに、アルマードIPOは昨年(2020年)の4月にコロナの影響で上場を中止した仕切り直し組ですが、前回と比べて想定価格や吸収金額を約50%ダウンしているのも、個人的にそこまでしても売りさばきたいという気がしてしまって、あまり印象がよくありません。
よって、アルマードIPOは公開価格を目途に初値形成するのが精一杯と予想しています。
アルマードIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 岡三証券 いちよし証券 東海東京証券 楽天証券 岡三オンライン証券 |
アルマードIPOは当選枚数が比較的多いので、主幹事だけでなく平幹事にもチャンスがありそうです。ただし、アルマードIPOはややリスクがあるので、慎重に判断したほうが良いと思います。
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