Arent(5254)IPOが、明日(3月28日)東証グロース市場へ新規上場します。Arentは公開価格が想定価格から大幅に下振れしたため、警戒感が増していました。
また、Arentは注目度が同時上場する3社の中で一番低そうなので、資金分散の影響も気になります。ただ、IPOの地合いが良いため、それでも意外と健闘しそうな気配ですね。
Arent(5154)IPOの過去記事
ArentのIPO上場直前の初値予想
1,600円 (公開価格比:+160円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,000円~2,400円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,500円~1,700円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,700円)
※主幹事証券会社の引受価格:1,324.80円
ArentのIPO上場直前の初値予想は、当初にアップしていた1,440円から1,600円に上方修正したいと思います。
Arentはアクシスコンサルティングとモンスターラボホールディングスとの3社同時上場で、公開価格も想定価格から大幅に下振れしたため、需給面でやや警戒されると思います。
ただ、IPOの地合いは良く、Arentも公開価格が想定価格から大幅に下振れしただけでなく、売出株とOA株も当初より削減しているため、吸収金額が23.5億円から19.4億円へと小さくなっています。
また、建設業界に特化したDX事業は、DXというテーマ性があるものの、建設業ということでやや地味な印象です。
よって、Arentは公開価格を多少上回る1,600円を目途に初値形成すると予想しています。
ArentのIPO初値決定前の気配運用
ArentのIPO初値決定前の気配上限価格は公開価格比2.3倍の3,315円で、更新値幅72円の更新時間10分になります。
また、気配下限値段は公開価格比0.75倍の1,080円で、下限の値幅は通常の更新値幅で更新時間は3分になります。
そして、注文受付価格の範囲は360円以上で5,760円以下となります。
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