ベース(4481)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の11月28日から開始されます。ベースは東証2部IPOですが、値がさで規模も大きくないため、当選枚数の少なさで注目されそうです。
また、ベースはランサーズとJMDCとの3社同時上場になりますが、その中でも一番規模が小さいので、資金分散の影響も限定的だと思います。
ベース(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ベース |
コード | 4481 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 SMBC日興証券 SBI証券 むさし証券 岡三証券 岩井コスモ証券 エース証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 DMM.com証券 松井証券 |
上場日 | 12月16日 |
仮条件決定日 | 11月26日(4,600円~4,700円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月28日から12月4日まで |
公開価格決定日 | 12月5日(4,700円に決定) |
申込期間 | 12月6日から12月11日まで |
公募 | 280,000株 |
売出し | 15,000株 |
OA | 44,200株 |
吸収金額 | 15.8億円 |
時価総額 | 135.6億円 |
想定価格 | 4,650円→公開価格:4,700円 |
初値価格 | 9,050円 |
ベースIPOの事業内容
ベースは、ソフトウェア受託開発事業として、「システム開発」「ERPソリューション」「その他ソリューション」の3つのサービスを提供している企業です。
システム開発では、主に金融・流通・製造分野におけるオープン系システム開発を行っています。また、新規システム又は既存システムの運用保守や、取引先に社員を派遣する社員支援サービスなども提供しています。
ERPソリューションでは、SAPパッケージ導入におけるシステム構想の計画からビジネス設計、システム開発、インフラ構築、テスト、移行、本番運用後のサポートまでトータルなサービスを提供しています。
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さらに、ベースは銀行や証券等金融機関をはじめ、多業種が利用できる、e-KYC/オンライン本人確認サービスを提供しています。
また、ベースは各種口座開設申込受付業務、マイナンバー対応ソリューション、NISA口座開設サポートなど、業務ごとにICTを活用したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)支援も行っています。
ベースIPOの業績
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ベースIPOの業績は好調に推移していて、今後も期待できそうですね。
ベースのIPO評価
ベースはランサーズとJMDCとの3社同時上場というだけでなく、上場市場も人気化しにくい東証2部なので、需給面が良好とは言えません。
ただ、ベースは規模(吸収金額15.8億円)が大きくなく、値がさだけに当選枚数も少ないため、希少性で関心を集めそうです。
さらに、システム開発事業はIPOで人気になりやすく、業績が好調に推移していることもプラス要素だと思います。
よって、ベースのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ベースIPOは、公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。
ベースIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ベースIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に申し込むつもりです。主幹事のみずほ証券をはじめ、IPOでお馴染みのSMBC日興証券やSBI証券などの平幹事も必ず申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
むさし証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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