フォースタートアップス(7089)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の2月26日から始まります。

フォースタートアップスは社名からもうかがえる通り、スタートアップ(成長産業)に特化した支援事業を行っていることで注目されている企業です。

ただ、フォースタートアップスはIPOラッシュ中の3社同時上場なので、資金分散の影響が少し気になりますね。

フォースタートアップス

フォースタートアップス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名フォースタートアップス
コード7089(サービス業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)SBI証券
マネックス証券
丸三証券
岩井コスモ証券
極東証券
いちよし証券
岡三証券
エース証券
岡三オンライン証券
上場日3月13日
仮条件決定日2月21日(1,700円~1,770円に決定)
ブックビルディング期間2月26日から3月3日まで
公開価格決定日3月4日
申込期間3月5日から3月10日まで
公募200,000株
売出し600,000株
OA120,000株
吸収金額14億円
時価総額47.6億円
想定価格1,520円
初値価格1,628円

フォースタートアップスIPOの事業内容

フォースタートアップスは、スタートアップ企業を主に人材資源の側面から支援するため、国内最大級のスタートアップデータベースである「STARTUP DB」をもとに、成長産業支援として「タレントエージェンシー」と「アクセラレーション」の2つのサービスを展開しています。

タレントエージェンシーサービスでは、スタートアップ企業に対して、人材紹介サービス、採用支援サービス、起業支援サービスを提供しています。

なかでも、売上の約90%を占める人材紹介サービスでは、スタートアップ企業に対して、主として雇用期間の定めのない候補者を紹介し、当該候補者が入社した時点で、成功報酬としてのコンサルティングフィーを収受しています。

フォースタートアップスの人材紹介サービス

アクセラレーションサービスでは、人材支援以外の支援サービスとして、オープンイノベーションサービスと採用ブランディングサービスを提供しています。

フォースタートアップスIPOの事業系統図

フォースタートアップスの事業系統図

(※画像クリックで拡大)

IPOによる手取金の使途

  1. タレントエージェンシー・アクセラレーション両サービスの事業拡大のための採用費・人件費及び社内システムの機能強化のための社内システム開発人員に係る採用費・人件費
  2. 人員規模拡大に伴う本社移転または増床に係る設備投資

フォースタートアップスIPOの業績

フォースタートアップスの業績

(※画像クリックで拡大)

フォースタートアップスIPOの業績は好調に推移していて、今後の成長性も期待できそうです。

フォースタートアップスのIPO評価

フォースタートアップスは、リグア木村工機との3社同時上場になりますが、さほど規模(吸収金額14億円)は大きくなく、スタートアップ企業に特化した支援事業も独自性があるため、それでもそれなりの人気を集めると思います。

また、フォースタートアップスは業績好調で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらない点もプラス要素です。

よって、フォースタートアップスのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。フォースタートアップスIPOは、ウィルグループ(6089)の子会社なので親子上場になりますが、それでも公開価格の1.5倍以上の初値が付くと予想しています。

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フォースタートアップスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

フォースタートアップスIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨むつもりです。

主幹事の野村證券は当然ながら、100%完全抽選のマネックス証券や、前受金不要(事前入金不要)の岡三オンライン証券など、平幹事ももれなく申し込んで少しでも当選確率をアップさせたいと思います。

フォースタートアップスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
マネックス証券BB参加
丸三証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
極東証券口座なし
いちよし証券BB参加
岡三証券BB参加
みずほ証券BB参加
エース証券口座なし
岡三オンライン証券BB参加

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