フリー(4478)IPOの仮条件が発表されました。フリーIPOは、シェアNO.1のクラウド会計ソフトfreee(フリー)を提供していることで関心を集めているようです。

ただ、フリーIPOは12月に新規上場する銘柄の中で飛びぬけて規模が大きいため、需給面にかなり不安がありますね。

フリー

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フリーIPOの仮条件

1,800円~2,000円

フリーIPOの仮条件は、想定価格の1,800円を下限に上方へ大きく拡げて設定されています。フリーIPOは、需給面がかなり不安視されていたので、こんなに強気の仮条件になるとは思いもしませんでした。

しかし、想定仮条件(1,660円~1,940円)と比べると、そこまで大幅にアップしたわけでもありません。ただ、強気なことに変りはないですね。

仮条件の発表に合わせて、国内分の公募株数が2,952,000株から2,023,700株へ、海外分の公募株数が2,483,200株から3,411,500株へと変更されているので、ひょっとすると海外での人気が高く、それが強気の仮条件の一因になっているのかもしれません。

ちなみに、フリーIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は334.2億円から371.3億円にアップするので、ますます重くなってしまいますね。

SBI証券[旧イー・トレード証券]
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フリーIPOの初値予想

2,000円 (想定価格比:+200円)

(※大手予想会社の初値予想第一弾:1,700円~2,000円)

(※大手予想会社の初値予想第二弾:2,000円~2,200円)

フリーIPOは、公開価格が仮条件(1,800円~2,000円)の上限で決まるのを前提として、公開価格と同値程度で初値形成すると予想しています。

仮条件が予想に反して強気になったことから、何とかして公開価格を守りそうな気配を感じます。ただ、依然として公開価格を割れる可能性もあるため、リスクを取りたくない方は、あえて参加する必要はないと思います。

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フリーIPOは大型で当選枚数が多いため、主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券大和証券はかなり期待できそうです。

また、平幹事のSBI証券もチャンスがありそうです。ただ、参加する場合は、初値が公開価格を割れる可能性も頭に入れておく必要がありますね。


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