ジーデップ・アドバンス(5885)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月14日から始まります。

ジーデップ・アドバンスはAI学習用サーバーやビジネスメタバースなどのビジュアライズソリューション等を提供しています。

ジーデップ・アドバンスはIPOラッシュ最終盤での3社同時上場なので、買い疲れや資金分散の影響が気になりますね。

ジーデップ・アドバンスIPOのBBスタンスとIPO評価

ジーデップ・アドバンス(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名ジーデップ・アドバンス
コード5885(卸売業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)野村證券
岡三証券
マネックス証券
松井証券
楽天証券
極東証券
あかつき証券
SBI証券
岡三オンライン
上場日6月30日
仮条件決定日6月12日(4,170円~4,510円に決定)
ブックビルディング期間6月14日から6月20日
公開価格決定日6月21日(4,510円に決定)
申込期間6月22日から6月27日まで
公募120,000株
売出し280,000株
OA60,000株
吸収金額19.2億円
時価総額55億円
想定価格4,170円→公開価格:4,510円
初値価格10,680円

マネックス証券

ジーデップ・アドバンスIPOの事業内容

ジーデップ・アドバンスはパートナー認定を受けているNVIDIA社やIntelなどのの最新のテクノロジーと、提携しているグローバルベンダーの製品を顧客の課題に合わせて適宜組み合わせ、ハードウエア等の企画・設計から構築・運用支援までのサービスをワンストップで提供するシステムインキュベーション事業を行っています。

ジーデップ・アドバンスのソリューション

システムインキュベーション事業では、「DXサービス」及び「Service & Support」の2つのサービスを提供しています。

DXサービスでは、AIサービスを開発・運用するための製品やサービスを提供する「AIソリューションサービス」、映像や画像を用いるコンピュータ処理を行うための製品やサービスを提供する「ビジュアライズソリューションサービス」を展開しています。

AIソリューションサービスの主なモデル

AIソリューションサービスの主なモデル

また、データを大量に保管しておくための記憶装置(高速大容量ストレージ)の組立・販売などを行う「その他DXソリューションサービス」や、定額及び定期で先進的な技術を用いたソリューションを利用できる「サブスクリプションサービス」も提供しています。

Service & Supportは、自社が提供する全てのソリューション(ハードウエア、ソフトウエア、構築ノウハウ)に対してハードウエアの保守だけではなく継続的な環境のアップデートを通して、常に最新で安定したシステムとして利用頂くためのオプショナル運用支援サービスになっています。

ジーデップ・アドバンスのサービス区分

ジーデップ・アドバンスのサービス区分

ジーデップ・アドバンスは、グローバルなコンピューティングカンパニーである IntelNVIDIAAMDXILINX 各社からパートナー認定を受けているため、ディープラーニングに代表されるAI分野などで新しいテクノロジーをいち早く取得することができ、それに基づいた企画・設計を提案しています。

ジーデップ・アドバンスIPOの事業系統図

ジーデップ・アドバンスの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 運転資金及びDXサービス用または検証用のサーバー機等の設備投資に充当

ジーデップ・アドバンスIPOの業績

ジーデップ・アドバンスの業績

(※画像クリックで拡大)

ジーデップ・アドバンスIPOの業績は急伸していて好調そうです。

ジーデップ・アドバンスのIPO評価

ジーデップ・アドバンスはIPOラッシュ中でのノバレーゼクラダシとの3社同時上場というだけでなく、6月に新規上場するIPOの中で一番の値がさでもあるため、地合いや資金分散の影響が懸念されます。

また、ジーデップ・アドバンスは東証スタンダードの卸売セクターなので、やや地味な印象です。

ただ、ジーデップ・アドバンスは今が旬のAIというテーマ性のある事業を展開していて、NVIDIAの認定パートナーにもなっているため、それでも事業面で注目されると思います。

よって、ジーデップ・アドバンスのIPO評価はCが妥当だと考えています。ジーデップ・アドバンスIPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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ジーデップ・アドバンスIPOの初値予想

ジーデップ・アドバンスIPOの初値予想は、仮条件決定後(6月12日以降)に追記させていただきます。

6,800円 (想定価格比:+2,630円)

(※大手予想会社の初値予想:5,000円~6,000円)

ジーデップ・アドバンスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ジーデップ・アドバンスIPOのBB(ブックビルディング)は、それなりに参加するつもりです。

主幹事のみずほ証券をはじめ、マネックス証券松井証券なども申し込む予定です。

ジーデップ・アドバンスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
野村證券BB参加
岡三証券BB不参加
マネックス証券BB参加
松井証券BB参加
楽天証券BB参加
極東証券口座なし
あかつき証券口座なし
SBI証券BB参加
岡三オンラインBB参加


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