毎年1月はIPO閑散期で、今年の1月も新規上場するのはテクノロジーズIPOのみです。そこで、2022年に新規上場したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。
今年(2023年)のIPOでは、騰落率ワースト5に入ってくるような銘柄は可能なら回避したいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 |
上場日 主幹事 |
市場 規模 |
公募価格 初値価格 |
利益 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 5075 アップコン |
12月26日 Jトラスト グローバル証券 |
名証ネクスト 2.9億円 |
1,280円 1,000円 |
-280円 -21.9% |
2位 | 9214 Recovery International |
2月3日 岡三証券 |
マザーズ 19.3億円 |
3,060円 2,640円 |
-420円 -13.7% |
3位 | 5079 ノバック |
3月31日 東海東京証券 |
東証2部 30億円 |
3,000円 2,630円 |
-370円 -12.3% |
4位 | 2936 ベースフード |
11月15日 三菱UFJモルガン ・スタンレー証券 |
グロース 58.9億円 |
800円 710円 |
-90円 -11.3% |
5位 | 9556 INTLOOP |
7月8日 東海東京証券 |
マザーズ 47.3億円 |
3,500円 3,150円 |
-350円 -10% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
2022年のIPO騰落率ワースト5は、やはりやや規模が大きめの銘柄がランクインしています。さらに、あまり主幹事を務めない証券会社の主幹事案件が顔を揃ているのも特徴の一つですね。
また、ワースト1のアップコンは小型に見えますが、流動性が乏しい地方市場(名証ネクスト)への新規上場だったので、通常の小型IPOとは異なります。
いずれにしても、今年のIPOでは騰落率ワースト5に入ってくるような銘柄を上手く回避しながら立ち回っていきたいですね。
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