値がさIPOは上手くハマれば初値売りでも大きな利益を得られる可能性があります。
ちなみに、昨年も公開価格が4,600円だったINFORICHは初値売りで59.1万円、公開価格が5,000円だったイーディーピーも初値売りで32万円の利益を得ることができました。
しかし、それだけに上手くハマらなかった場合、初値売りでも大きな損失を被る可能性もあります。
そこで、昨年(2022年)新規上場したIPOの初値売りでの損失額ベスト5をリストアップしてみました。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 損失額 |
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1位 | 9214 Recovery International | 2月3日 岡三証券 | マザーズ 19.3億円 | 3,060円 2,640円 | -420円 |
2位 | 5079 ノバック | 3月31日 東海東京証券 | 東証2部 30億円 | 3,000円 2,630円 | -370円 |
3位 | 9556 INTLOOP | 7月8日 東海東京証券 | マザーズ 47.3億円 | 3,500円 3,150円 | -350円 |
4位 | 5075 アップコン | 12月26日 Jトラスト グローバル証券 | 名証ネクスト 2.9億円 | 1,280円 1,000円 | -280円 |
5位 | 7386 ジャパンワランティサポート | 6月23日 SBI証券 | グロース 12.1億円 | 1,640円 1,480円 | -160円 |
やはり上位には、値がさとまではいかないまでも、公開価格が3,000円を超えるやや値がさのIPOがランクインしています。
また、4位のアップコンは小型で価格も安いので意外に見えますが、地方市場(名証ネクスト)への新規上場だったので、流動性が乏しい地方市場への新規上場も、ややリスクがあるといった感じですね。
IPOは勝率が高い投資法なので、初値売りで3万~4万の損失を被ると、かなりのショックを受けます。
ただ、値がさIPOは上手くハマれば50万前後の利益を得られることも多く、それに比べれば損失額は限定的なので、地合い次第ではありますが、ややリスクが高くても勝負してみる価値はありますね。
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