2020年4月までのIPOは、新型コロナウイルスの感染拡大による地合いの悪化によって、予想だにしない状況になっています。
そこで、2020年4月までに新規承認したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。
今年前半のIPOは、初値の公開価格割れが続出してしまいましたが、今年後半はそのようなことがないように願っています。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 1444 ニッソウ | 3月30日 岡三証券 | 名証 セントレックス 3.2億円 | 3,750円 2,800円 | -950円 -25.3% |
2位 | 7688 ミアヘルサ | 3月17日 みずほ証券 | ジャスダック 16.1億円 | 2,330円 1,748円 | -582円 -25% |
2位 | 5690 リバーホールディングス | 3月24日 野村證券 | 東証2部 51億円 | 960円 720円 | -240円 -25% |
4位 | 5070 ドラフト | 3月17日 SMBC日興証券 | マザーズ 21.4億円 | 1,580円 1,221円 | -359円 -22.7% |
5位 | 7088 フォーラム エンジニアリング | 3月9日 野村證券 | 東証1部 135.6億円 | 1,310円 1,030円 | -280円 -21.4% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
昨年は、騰落率が-20%を超えた銘柄は一つもありませんでしたが、今年は、まだ5月なのにワースト5の全てがすでに騰落率-20%を超えています。
このことからも、いかに今年のIPOの状況が悪いかがハッキリと分かります。
新型コロナウイルスの影響による経済の悪化は、今年後半のIPOにも悪影響を与えそうですが、それでも今よりは少しでも良い方向に向かってほしいですね。
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