今はゴールデンウィーク中で株式市場も休みなので、2020年4月までに新規上場したIPOの初値騰落率ベスト5をリストアップしてみました。
今年は新型コロナウイルスの影響でIPOの地合いも非常に悪くなってしまったため、例年とはかなり異なった様相を呈していますね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 7082 ジモティ | 2月7日 大和証券 | マザーズ 14.6億円 | 1,000円 2,300円 | 1,300円 130% |
2位 | 9326 関通 | 3月19日 みずほ証券 | マザーズ 4.8億円 | 490円 1,032円 | 542円 110.6% |
3位 | 4493 サイバーセキュリティクラウド | 3月26日 SBI証券 | マザーズ 3.2億円 | 4,500円 9,210円 | 4,710円 104.7% |
4位 | 7093 アディッシュ | 3月26日 SBI証券 | マザーズ 4.1億円 | 1,230円 2,101円 | 871円 70.8% |
5位 | 7083 AHCグループ | 2月25日 みずほ証券 | マザーズ 14.2億円 | 2,200円 3,550円 | 1,350円 61.4% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
1位は、今年のIPO第一弾だったジモティです。この頃は、IPOの地合いも悪くなかったので、今年のIPO第一弾ということもあって良い初値が付いています。
ただ、昨年の同時期と比べると騰落率130%ではベスト5に入れていないので、今年のIPOがいかに不調かを物語っていますね。
また、マザーズの小型IPOが上位にランクインするというのは例年通りですが、地合いが悪いためやはり全般的に小粒な印象です。
新型コロナウイルスが収束に向かったとしても、経済的なダメージが大きいため、今年後半のIPOもどうなるか分かりませんが、せめて後半戦だけでも例年通りの盛り上がりを見せてほしいですね。
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