笹徳印刷(3958)IPOが、明日(9月22日)東証スタンダード市場及び名証メイン市場へ新規上場します。
笹徳印刷IPOは地味な老舗の印刷会社なので、あまり注目されていませんでしたが、公開価格が想定価格よりも下振れしたため、注目度はさらに低下しているようです。
また、笹徳印刷IPOは注目度が高いファーストアカウンティングIPOとの同時上場なので、ますます影が薄くなりそうですね。
笹徳印刷IPOの過去記事
笹徳印刷IPO上場直前の初値予想
600円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:760円~900円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:600円~700円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:600円)
※主幹事証券会社の引受価格:552円
笹徳印刷IPO上場直前の初値予想は、当初にアップしていた600円で据え置きたいと思います。
笹徳印刷IPOの規模(吸収金額12.1億円)はどちらかと言えば小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面は悪くありません。
ただ、笹徳印刷IPOは人気化しそうなファーストアカウンティングIPOとの同時上場になるので、資金分散の影響を受けると思います。
また、笹徳印刷IPOは公開価格が想定価格よりも下振れしてしまったことでも警戒されそうです。
さらに、印刷事業は斜陽産業でIPO的にも地味と言わざるを得ないため、事業面で関心を集めるのも厳しそうです。
よって、笹徳印刷IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
笹徳印刷IPO初値決定前の気配運用
笹徳印刷IPO初値決定前の気配上限価格は公開価格比2.3倍の1,380円で、更新値幅30円の更新時間10分になります。
また、気配下限値段は公開価格比0.75倍の450円で、下限の値幅は通常の更新値幅で更新時間は3分になります。
そして、注文受付価格の範囲は150円以上で2,400円以下となります。
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