ビジョナル(4194)IPOの仮条件が発表されました。ビジョナルIPOは、CMでも有名な「ビズリーチ」を運営していることで注目されています。
ビジョナルIPOは、ネオマーケティングIPOとステラファーマIPOとの3社同時上場というだけでなく、値がさで規模も大きいため、地合いが回復するかどうかが重要なポイントになりそうですね。
ビジョナルIPOの関連記事
ビジョナルIPOのBBスタンスとIPO評価!ビズリーチを運営
ビジョナルIPOの仮条件
4,500円~5,000円
ビジョナルIPOの仮条件は、想定価格の4.355円を上回るレンジで設定されています。ビジョナルは新規承認時から注目されていましたが、それにしても地合いが悪化しているにもかかわらず、かなり強気の仮条件ですね。
また、公募株の配分が国内:505,100株→22,500株、海外:1,622,600株→2,105,200株へと変更されたため、海外への配分比率が85%から88.5%へとさらに高まっています。
ちなみに、ビジョナルIPOの公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は594.2億円(国内:68.1億円)から682.2億円(国内:78.2億円)にアップします。
ビジョナルIPOの初値予想
5,500円 (想定価格比:+1,145円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:5,000円~6,000円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:5,500円~6,500円)
ビジョナルIPOは、ネオマーケティングIPOとステラファーマIPOとの同時上場で規模(吸収金額682.2億円)も大きく、IPOの地合いも軟化しているので、需給面に不安があります。
ただ、ビジョナルIPOは海外への配分比率が85%から88.5%へとさらに高くなったので、規模のわりにますます手に入りにくい状況になりそうです。
また、ビジョナルが運営するビズリーチやキャリトレは知名度抜群なので、注目度も非常に高いと思います。
よって、ビジョナルIPOは公開価格を10%程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
ビジョナルIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
---|---|
幹事証券 | SMBC日興証券 みずほ証券 大和証券 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 |
ビジョナルIPOは大型なわりに幹事証券の数は多くありません。ただ、それでも値がさだけに資金繰りが大変なので、前受金不要(事前入金不要)の野村證券と、大型IPOで当選しやすい印象がある共同主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券を中心に攻めるのがベストですね。
また、100%完全抽選で後期抽選型の楽天証券もできれば押さえておきたいところです。
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社