ワンダープラネット(4199)IPOのBB(ブックビルディング)が、5月25日から開始されます。ワンダープラネットは、スマホ向けのゲームアプリなどを企画・販売している企業です。
ワンダープラネットはテンダとの同時上場ですが、直近のメイホーホールディングスから約1週間空いていて規模も小さいので、心配する必要はなさそうですね。
ワンダープラネット(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ワンダープラネット |
コード | 4199(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 マネックス証券 楽天証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 東海東京証券 |
上場日 | 6月10日 |
仮条件決定日 | 5月21日(2,410円~2,560円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月25日から5月31日 |
公開価格決定日 | 6月1日(2,560円に決定) |
申込期間 | 6月2日から6月7日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 139,300株 |
OA | 28,300株 |
吸収金額 | 5.2億円 |
時価総額 | 51.8億円 |
想定価格 | 2,410円→公開価格:2,560円 |
初値価格 | 4,115円 |
ワンダープラネットIPOの事業内容
ワンダープラネットは、スマートフォンを中心としたスマートデバイス向けアプリ・ゲームの企画、開発、運営、販売を行うエンターテインメントサービス事業を展開しています。
ワンダープラネットの提供するタイトルは、ユーザーが無料でダウンロードして楽しむことができ、アプリ・ゲーム内での一部アイテムの獲得や機能拡張を行う際や月額での課金が必要となるフリーミアムモデルとなっているため、課金により得られた金額が収入となります。
ワンダープラネットIPOの事業系統図
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ワンダープラネットは、自社開発タイトルとして世界合計1,200万ダウンロードを誇る「クラッシュフィーバー」や、世界合計1,100万ダウンロードを誇る「ジャンプチ ヒーローズ」などを運営しています。
また、他社開発タイトルとしては「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ」などを展開しています。
IPOによる手取金の使途
- 新規開発タイトルに係る人件費・外注費
- 借入金返済の一部として充当
ワンダープラネットIPOの業績
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ワンダープラネットIPOの売上は堅調に推移していて、利益も黒字転換しているので、今後に期待できそうですね。
ワンダープラネットのIPO評価
ワンダープラネットはテンダとの同時上場で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株の多さも気になりますが、規模(吸収金額5.2億円)が小さいので、それでも需給面で人気を集めると思います。
また、スマホゲーム関連事業は新鮮味に欠けますが、それでもIPOで根強い人気があるため、事業面でも関心を集めそうです。
よって、ワンダープラネットのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。ワンダープラネットIPOは、公開価格の2倍前後の高い初値が付くと予想しています。
ワンダープラネットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ワンダープラネットIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨む予定です。主幹事の大和証券はもとより、SBI証券やマネックス証券などの平幹事も全て申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
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