2022年前半のIPOは地合いが良くなったため、初値の公開価格割れが続出する事態となってしまいました。
そこで、2022年4月までに新規承認したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。5月以降のIPOでは初値の公開価格割れがゼロになってほしいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 9214 Recovery International | 2月3日 岡三証券 | マザーズ 19.3億円 | 3,060円 2,640円 | -420円 -13.7% |
2位 | 5079 ノバック | 3月31日 東海東京証券 | 東証2部 30億円 | 3,000円 2,630円 | -370円 -12.3% |
3位 | 9213 セイファート | 2月4日 みずほ証券 | ジャスダック 9.6億円 | 1,120円 1,030円 | -90円 -8% |
4位 | 9223 ASNOVA | 4月21日 東海東京証券 | 名証ネクスト 3.9億円 | 1,630円 1,499円 | -131円 -8% |
5位 | 9216 ビーウィズ | 3月2日 みずほ証券 | 東証1部 117億円 | 1,400円 1,320円 | -80円 -5.7% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
2022年4月までのIPO初値騰落率ワースト5は、上場市場が全て異なっていて規模もバラバラなので、やはり地合いの悪さが公開価格割れの一番の要因と言えそうです。
ちなみに、昨年同時期のワースト5では初値が公開価格を割れたIPOはなかったので、昨年と比べても今年のIPOの不調さがうかがえますね。
今年のIPOはようやく上向てきた感があるので、後半戦では以前のような賑やかさを取り戻してほしいですね。
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