2023年前半のIPOの地合いは良く、初値が公開価格を割れたのは1社のみでした。
ちなみに、昨年のほぼ同時期は地合いが悪く、初値の公開価格割れが6社もあったので、それと比べても今の地合いは良いと言えます。
そこで、2023年4月までに新規承認したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。今後のIPOでも今の地合いをキープし、初値の公開価格割れがゼロになってほしいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 5530 日本システムバンク | 4月14日 岡三証券 | 名証メイン 3.2億円 | 1,880円 1,700円 | -180円 -9.6% |
2位 | 5027 AnyMind Group | 3月29日 みずほ証券 三菱UFJモルガン ・スタンレー証券 | グロース 30.9億円 | 1,000円 1,000円 | 0円 0% |
3位 | 7163 住信SBIネット銀行 | 3月29日 野村證券 SBI証券 大和証券 | スタンダード 600.9億円 | 1,200円 1,222円 | 22円 1.8% |
4位 | 6225 エコム | 3月31日 東海東京証券 | 名証メイン 2.7億円 | 1,680円 1,714円 | 34円 2% |
5位 | 7120 SHINKO | 3月22日 大和証券 | スタンダード 22.1億円 | 2,200円 2,250円 | 50円 2.3% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
2023年4月までに新規上場したIPOの初値騰落率ワースト5には、名証メイン市場と東証スタンダード市場からそれぞれ2社がランクインする結果となりました。
やはり、地方市場は規模が小さく見えてもややリスクがあり、スタンダード市場もグロース市場に比べて初値が上がりにくい感じです。
いずれにしても、今年後半のIPOでは初値騰落率ワースト5を更新することなく、どれも良い初値を付けてほしいですね。
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